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猫の睡眠時間は人間の2倍!でも全然寝たりないの・・・その理由とは?

      2017/04/09

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うちの猫よく寝ているな~ちょっと寝過ぎじゃない?なんて、猫の生活を見ていると思う時があります。

ほとんど寝て、ご飯のときだけ起きてすこ~し軽めの遊びをしたと思ったらまた寝て(^^;)猫は平均的に人間より2倍睡眠時間が長いんです。

なぜそんなにも長く眠らなければいけないのか、猫なりに理由があるんです。

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猫の睡眠時間の平均

・成猫の平均睡眠時間 14時間

・子猫の平均睡眠時間 19時間

猫は実に1日の3分の2という長い時間を睡眠時間にあてます。

これは子猫のほうが長くなり、起きているほうが珍しいというくらいの寝っぷりです。

猫を初めて飼う人は、その睡眠量の多さに驚くようです。

とくにウサギを飼っていた人は、ウサギは8時間程度の睡眠時間なので、猫はよく寝ているなと怠け者な印象を持つそうです。

これはウサギは草食動物で、野生ならほとんどの時間を草を探し食べる時間がないと生きていけないから、睡眠時間が猫より短いといえます。

猫は肉食動物で、一度獲物にありついたら、次またいつ獲物と出会えるかわかりません。

だからその時まで力を蓄えるため、長い眠りにつくわけですね。

だから怠け者というわけではなく、生きるための生存本能からきているんですね!

飼い猫の場合は、ご飯が貰えることが決まっているのでとくにすることがなく、だらだらしているのが目につきますが(^^;)それが猫のお仕事なんですね。

 

でも実は睡眠時間が長い割には寝てない

こんなに長い時間眠ったら、満足だろう。と思ったら、実は猫はそのほとんどが深い眠りにはつけていないんです。

人間にはレム睡眠(浅い眠り)とノンレム睡眠(深い眠り)を行ききすることで、休息を取り睡眠をとっています。

人間の場合レム睡眠が全体の睡眠時間の20%程度と、80%の間は深い眠りについています。

しかし猫は全くの逆で、レム睡眠(浅い眠り)が80%で、ノンレム睡眠(深い眠り)が20%となっています。

ほとんどが眠れていないなんて、逆にきつそうですよね。

しかし動物界ではむしろたっぷり安心して眠れる人間のほうが異常といえ、ほとんどの動物は浅い眠りの中で睡眠をとっています。

人間の場合はある程度身を守る環境が整い、知能が発達しているため深い眠りを長時間取る必要があるんですね。

なので、猫は1日平均14時間眠ったとしても、その3時間ほどしかぐっすりと眠れていないんですね。

眠っていると思っている猫に近づくと、気配を察知されて目を開けるのは、浅い眠りのときということです。

レム睡眠とノンレム睡眠を見分ける方法

猫にそろ~っと近づいてみて、体に障らないくらいまで手を伸ばしても気づかれないようなら、それは貴重なノンレム睡眠タイムです。

このとき起こすと本気でびっくりされるので、故意には起こさないようにしましょう。

「ケケケッ」っと短い寝言のような言葉を発したり、手足をぴくぴく動かしている動作を寝ているときすることがあります。

これは実はレム睡眠で、人間と同じように浅い眠りの中で夢を見ているとされています。

手足をばたばたさせるのは、獲物を追いかけて走っているところだと言われています。

9歳に達すると睡眠時間が増える

猫は9歳になると人間の年齢でいうところの52歳になり、高齢になります。

それに伴いエネルギー効率が落ち、シニア用の食事に切り替えるなどの段階になります。

10歳になるとほとんどの猫が子猫と同じときのように、1日のほとんどの時間を眠って過ごすようになります。

病気などではなく、睡眠時間が増えるのはごく自然なことなので、大好きな寝床を用意してゆっくり寝かせてあげるのが、長寿に繋がる秘訣です。

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長寿を目指そう!猫の睡眠の質を高める方法

3分の2以上を睡眠に費やす猫の一生は、その睡眠の質が高いほど長寿になるとされます。

実際猫のゴールデンタイムと言えるノンレム睡眠を3時間以上定期的に確保できない野良猫などは、早死にしてしまうと言われます。

野良猫は餌をもらえる環境があり、病気や事故にうんよく遭遇しなくても、安心できて眠れる環境がないとそれだけで数年で命が尽きてしまいます。

でもお家猫なら、良質な睡眠を確保してあげることが可能です!

それには、猫の寝ている体制から何が足りないかを判断します。

丸まって顔をうずくめて寝ている

猫が寒さを感じています。猫の適温である15度を下回っているようなので、温かい寝床を用意してあげるか、室温をあげましょう。

室温が15度以上で寒さが原因でない場合は、警戒していると考えられます。

他の猫に邪魔されたり、人間にちょっかいをかけられることを警戒しているようです。

前足をのばして寝ている

室温が適温に保たれ(15~22度)、快適でリラックスした状態を表します。

この状態が一番猫にとって最適な睡眠環境です。

お腹を見せて足をのばしている

とてもリラックスして、猫の本能を忘れているとしか言えない無防備な状態です。

外敵がいないと感じており、家の中が安心だと安心しきっています。

しかしお腹を見せるのは暑いというサインでもあり、室温が22度以上になっているようです。

 

寝る時間先回りしてスタンバイしている猫

寝る準備をしていると、その行動を察知して先回りしてベッドでスタンバっているそうですw

うちの猫も寝る準備をしはじめると、呼んでもいないのにこたつの中から出てきて、寝室へ向かうんですよね。

猫も人間と一緒に寝るのを楽しみにしているのかもしれません。

 

【猫おもしろ】『変わった寝相で寝るおもしろ可愛い猫の動画集』

たまに猫って「えっ!?」と二度見するような姿勢で寝ていることがあります。

どうしてこんな姿勢になったんでしょうw

コップの中で眠ったり、バンザイ!のポーズのまま寝入っちゃう猫なんてかわいいですね(^^)

 

か、かわいい… 仰向けで寝る赤ちゃん猫

目をしばしばさせて手足をぱたぱたさせて激かわ!

レム睡眠で夢を見ているみたいですね。

生後1か月くらいの赤ちゃん猫はまだ無防備な状態で、成猫よりよく仰向けになって寝ることが多いんですね。


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