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【基本】猫の餌の適正量とは?体重別に動画で分かりやすく解説

      2017/04/09

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猫の餌の量ってけっこう適当だったりしますよね。

どのくらい与えていいかわからず、猫が催促したらまたあげてしまったり、そんなことをしていたら肥満になってしまったり。

 

猫の餌の量は、体重と年齢、運動量により計算することができます。

餌の適正量を与えることで、平均寿命以上長生きすることができ、病気にもかかりにくくなるメリットがあります。

今回は、餌の適正量の求め方、回数、ドライフードとウェットフードの与え方などをご紹介します。

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1日あたりのエサの適正量

成猫の餌の量の適正

成猫の健康を保つ適正な餌の量は、体重×80カロリーの公式で求められます。

この計算式で出たカロリーを、1日2~3回に分けて与えます。

 

1日の摂取総カロリー

3キロの猫×80カロリー=240カロリー(ドライフード70グラム)

4キロの猫×80カロリー=320カロリー(ドライフード90グラム)

5キロの猫×80カロリー=400カロリー(ドライフード110グラム)

6キロの猫×80カロリー=480カロリー(ドライフード140グラム)

※350kcal/100gの成猫用ドライフードで計算しています。

 

運動量の少ない猫の場合

しかし室内外でほとんど寝てばかりというような運動量の少ない猫の場合は、公式を70カロリーに落としたほうがデブ猫になりません。

 

3キロの猫×70カロリー=210カロリー(ドライフード60グラム)

4キロの猫×70カロリー=280カロリー(ドライフード80グラム)

5キロの猫×70カロリー=350カロリー(ドライフード100グラム)

6キロの猫×70カロリー=420カロリー(ドライフード120グラム)

※350kcal/100gの成猫用ドライフードで計算しています。

 

子猫の餌の量の適正

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子猫の餌の量は、成長期で消費カロリーも激しいので、200カロリーで計算します。

意外かもしれませんが、人間の赤ちゃんでも1㎏の体重に対する摂取カロリーは、赤ちゃんのほうが大人より多く食べなければいけないんです。

 

1日の摂取総カロリー

生後15日  0.20キログラムの子猫×200カロリー=40カロリー(子猫用ドライフード12グラム)

生後1か月 0.33キログラムの子猫×200カロリー=66カロリー(子猫用ドライフード18グラム)

生後2か月 0.5キログラムの子猫×200カロリー=100カロリー(子猫用ドライフード27グラム)

生後3か月 1キログラムの子猫×200カロリー=200カロリー(子猫用ドライフード55グラム)

生後6か月 2キログラムの子猫×200カロリー=400カロリー(子猫用ドライフード111グラム)

※370kcal/100gの子猫用ドライフードで計算しています。

 

生後6か月を過ぎたら徐々にカロリーを減らしていき、3キロの成猫の体重になった時点で大人用のカロリー、ドライフードにして大丈夫です。

あまりあげすぎるとデブ猫になって、糖尿病や皮膚病、心臓病などのリスクが上がってしまいます。

 

しかし厳密にこの量をあげていると、まだ足りない!と言ってくる子猫が多いです。

人間でも子供は食べ盛りなので、多少あげすぎてもそのぶん成長するので問題ありません。

大人の体重になってからコントロールすれば大丈夫です。

 

餌をあげる回数は理想3回

朝、昼、晩と3回に分けて上の公式で求めた餌をあげるのが理想的です。

お仕事などで忙しい場合は朝と晩の2回で分けて、1回分のカロリーを調節すればOKです。

カリカリは水を一緒に飲まないといけないので、必ず餌の横に24時間水を置いておきましょう。

 

ちなみにうちの場合ですが、よくないのですがずっとご飯皿に餌がある状態です(^^;)

3匹もいるので誰がどのくらい食べたか分からなくなるので、お腹がすいたと催促されればとにかくあげる状態ですね。

このような状態だと、2匹プチ肥満、1匹は明らかなデブ猫、というぷくぷくした猫になります。

 

6キロを超えなければまあ体重が原因での病気もほぼないのでこのままでもいいですが、1匹6キロを超えてきたのでそろそろまずいですね。

うちも徐々にご飯の時間を決めるようにしたいと思います。

 

子猫にあげる餌の量

餌の量がしっかりわかる動画です。

3回ほどにわけてあげているそうで、1回あたりの量は少なく調整してありますね。

このくらいだともう少し要求してくると思うので、気持ちもう少し多めにあげても大丈夫です。

 

ドライフードとウェットフードについて

猫のエサにはカリカリと呼ばれるドライフードと、猫缶と呼ばれる缶詰、ウェットフードの2種類があります。

主食となるのはドライフードで、ドライフードは「総合栄養食」で、猫に必要な栄養分がバランスよく入っています。

ドライフードだけを与えていれば栄養価の面では問題なく、ドライフードの品質が向上したおかげで、猫の平均寿命は12年と、年々と延びているとされます。

 

ウェットフードは、「一般食」といわれ、おやつやドライフードの補助食品として扱われます。

(ウェットフードの中にも一部、総合栄養食の缶詰があります)

ドライフードを与えずに、ウェットフードだけを与えて栄養バランスを管理することは困難なので、ウェットフードは基本的に補助として利用します。

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ウェットフードは与えたほうがいい

よく、「缶詰は栄養が偏り、ドライフードと合わせて食べ過ぎて肥満の原因になる。ドライフードも食べなくなることがあるので、缶詰は与えるべきではない」という意見があります。

確かに、栄養の面だけでいえば、ウェットフードは与えずに、ドライフードだけを与えたほうがいいです。

 

しかし、ドライフードだけを与えた猫でかかりやすい病気に、尿石症や膀胱炎、慢性腎不全などがあります。

これは、猫があまり水を飲まなかったため水分量が足りず、体内の尿が濃くなってしまいできる病気です。

猫はもともと砂漠地域の出身で、水をたくさん飲む習性がなく、知らない間に水分不足になっている猫が多いです。

 

水分不足を補う役割として、水分がたっぷり含まれているウェットフードは効果的に働きます。

水を飲まない猫でも、ウェットフードは食べやすくおいしいので、ガブガブ食べてくれます。

また、やはりドライフードよりウェットフードのほうがおいしさははるかに上で、病気で食欲がない猫でも、ウェットフードなら食べてくれることもあります。

 

わたしは猫がご飯の時間を楽しんでくれるように、水分の問題からも、ドライフードをメインにして、ウェットフードも少量与える方法をとっています。

これは飼い主にとって意見が別れるところですが、猫にとって何が一番重要で幸せなのかを考えて、必要なご飯を与えてあげたいですね。

 

ドライフードとウェットフードは3対1の割合で

ドライフードとウェットフードを両方与える場合ですが、計算せずに与えていたらすぐデブ猫になってしまいます。

上記のカロリー計算に当てはめて、1日与えていいカロリーを測って与えましょう。

 

例えば、運動量の少ない体重5キロの猫は、1日に350カロリーが必要です。

ドライフードを70グラム(265カロリー)

ウェットフードを1缶170グラム(85カロリー)

このくらいの量を、3対1くらいの分量で与えるようにしましょう。

 

簡単な計算方法は、だいたいドライフードが100グラムあたり約300カロリー。

ウェットフードが100グラムあたり約50カロリーほどとなっています。

 

ウェットフードは量は多く見えますが、水分が多いためカロリー的にはドライフードの半分ほどになります。

また、ウェットフードは毎日与えるのではなく、2~3日に1回ほどを目安に与えましょう。

猫缶には1日1缶与えましょうと書かれていますが、個人的にこれはあげすぎなのではないかと思います。

 

猫がエサを食べないとき

猫がエサを食べないときは、何らかの原因があります。

猫1キロの体重減少は、人間でいうと15キロの減量になり、危険な状態です。

0.3キロほど体重減少が見られたなら、ストレスや病気にかかっている可能性があります。

詳しくは、以下のページをご覧ください。

 

ただの夏バテ?それとも病気?猫が餌を食べないときの6つの対処法

 

ドライフード選びは健康に大きく関わる

猫の食事でメインとなるドライフードは重要で、どのドライフードを与えるかで猫の健康や寿命には大きく差がでます。

品質が悪いフードは、ダイレクトに価格に反映されています。

激安すぎるものや安いフードは、ほぼ副産物、ミール、パウダーなどの有害な添加物が入っています。

これは人間が食べられないもので、もちろん猫にも健康にはよくありません。

 

また、日本は自分たちの食事には高い衛生基準をもっていますが、動物のエサに関しては、世界でもレベルが低いのが現状です。

ヨーロッパやアメリカはペットに対しての法が整備されており、2006年には「ペット動物福祉法」が制定されました。

飼い主に対しての責任が重くなり、適切な環境でペットが飼育されていなければ、警察が動ける法律が作られました。

 

うちの猫が食べているシンプリーキャットフード

その中でももっともペット先進国なのがイギリスです。

イギリスはペットフードにも厳しい安全基準を設けており、日本とは比べ物にならないほど安全で高品質なフードを作っています。

そのことから、わたしは猫にイギリス原産の安心安全なドライフード、「シンプリー」をメインのご飯として与えています。




シンプリーキャットフード

シンプリーキャットフードは「愛猫とともに20年」という目標をかかげており、猫が長生きできる栄養バランスになっています。

猫にとって重要なタンパク質を豊富に含んでおり、他では見られない、サーモンをたっぷりとベースに使用しています。

猫にとって有害な穀類をグレインフリーで排除しており、尿路結石やヘアボールの予防としても役に立つ、高品質な完全栄養食です。

健康にも抜群で、サーモンベースなためおいしさも抜群で、うちの猫はシンプリーをたくさん食べて、もう18歳になりました。

 

子猫 ご飯の時間♪

5匹の生後1~2か月ほどの子猫のご飯タイムの動画

ご飯の量がよく分かりますね。

基本の量よりあげすぎな感じですが、いつももっと欲しがるから最初から多めにあげているんでしょうね。

実際このくらいならぺろっと食べてしまい、とくにオスならお変わりを要求してきます。

 

ご飯が待ちきれない猫

これは猫用の自動餌やり器です。

量を調節できるのでダイエットや健康管理にはもってこいですね。

餌の量的には十分足りているようですが・・・猫ちゃんのがっつき具合が半端ないです(゚ロ゚;

野良猫でもこんなにがっついているのは見たことがない・・・これは餌の量は1回分としては適量ですが、久しぶりのご飯だったのではないかと予想します。

ちょっとかわいそうですね


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