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こんなタイプの猫は尿路結石になりやすい!原因と症状について

      2016/05/22

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尿路結石というと、とても痛くてトイレの度に泣き叫んでしまうような病気だというイメージが、人間ではあります。

猫にも尿路結石は発症し、病気の中でも比較的発症しやすい病気です。

猫は痛みを我慢する動物なので、少し痛くても我慢して、トイレが痛いことを隠し、発見が遅れ重度になってしまう場合があります。

今回は猫の尿路結石について、その原因と症状、尿路結石の種類、治療方法と療法食のフードをご紹介します。

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尿路結石になる原因

尿路結石というと、人間では強い痛みを伴うことで代表的な病気です。

しかし猫の場合、体の構造上、また痛みを感じても隠すという傾向から、痛みを感じていても発見されることが遅れやすいです。

健康診断により、尿路結石であることが判明する場合も多くあります。

尿路結石とは、腎臓や尿管、膀胱、尿道などに、小さな石のような結石ができる病気です。

 

原因としては、主に猫に与えているキャットフードと、水、環境的要因、ストレスにあるとされます。

キャットフードの原因としては、尿路結石には配慮されていない低品質のフードや、ドライフードのみを与えているなどです。

水は、猫はもともと砂漠出身の生き物なので、基本的にあまり積極的に水は飲みません。

そのため、水分不足になり尿路結石ができやすい体になります。

 

環境的要因として、トイレが汚い、猫の頭数分のトイレの数が足りないなどの場合、おしっこすることを我慢して膀胱炎を引き起こし、そこから尿路結石に繋がります。

ストレスは万病の元と言いますが、尿路結石にもこれは当てはまります。

 

尿路結石になりやすいタイプの猫

体質・遺伝的に

親猫が尿路結石を発症したことがある場合、その子供は通常より発症率が高まります。

親猫の病気が分かっているときは、普段から尿路結石の予防に強いフードを与えましょう。

体質的に尿路結石になりやすい猫もいて、普通のエサを与えていても発症し、また完治しても繰り返してしまう場合があります。

 

オス猫

尿路結石が作られる尿道が、オス猫はメスと比べて狭いので、詰まりやすくなって重度になってしまうことが多いです。

メスの場合、尿路結石になってもそれほど重症化しないのは尿管の幅が広く、余裕があるためです。

 

3~5歳

尿路結石がもっとも発症しやすい年齢は、3~5歳の若くて元気なころです。

食事量も多く、体の中も活発で、尿路結石を生成しやすい時期と言えます。

よく食べるからと言って、エサを与えすぎたり、おやつを与えすぎないようにしましょう。

 

長毛種

原因は分かっていませんが、短毛種の猫より、長毛種の猫の方が尿路結石になりやすい傾向にあります。

 

尿路結石に見られる猫の症状

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・おしっこの色が正常ではない色をしている。

血尿が混じっていたり、赤、オレンジ、茶色

・尿や猫砂がキラキラしている

・トイレに何度も行く

平均的な猫のトイレの回数は、1日2回ほどです。

1日に4回以上トイレに行くようだったら注意しましょう。

・しつけができているのに、トイレ以外の場所で粗相するようになる

・トイレにうずくまる

・トイレで鳴き声をあげる

・トイレ以外の場所でも、動きが少なくなる

・お腹や足を触ると痛がる素振りを見せる

・尿が出ない(緊急サイン)

尿が2日間出ていない場合は危険なサインです。

尿毒症といい、体中に毒が回り危険な状態になります。

尿が出ていないと下腹部がパンパンに腫れるので、毎日お腹に触ってチェックしておきましょう。

 

病院へ連れて行く場合

尿路結石の疑いがある場合は、おしっこした後の猫砂やペットシーツを持っていきましょう。

キラキラしたものや、白い粒のような結晶が見つかることがあります。

これだと検査せずともすぐに尿路結石だと判断することができます。

 

結石の症状タイプ

猫の尿路結石は、主に2種類に分けられます。

 

結石

1つは、尿路結石というと思い浮かべる、小さな石のような物が見つかる「結石」が見られるタイプ。

目で見えるので発見はしやすいですが、症状がかなり悪化している段階です。

検査では、レントゲン検査やエコー検査で発見することができます。

 

結晶

もう1つは、結石が見られる前の段階での発見で、猫砂がきらきらして光って見える「結晶」のタイプです。

結晶は肉眼では分からないので、発見が遅れる場合が多いです。

結晶は健康診断の尿検査で発見することができます。

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尿路結石の種類

最も多いストルバイト

猫の尿路結石で最も発症率が高いのが、このストルバイト。

尿路結石と診断される猫の半分は、このストルバイになります。

ストルバイトはリン酸マグネシウムアンモニウムと呼ぶこともあります。

 

ストルバイトになる主な原因は、キャットフード以外のおやつを与えすぎた、食事の問題。

カルシウム、マグネシウム、リンなど、ストルバイトを形成するのに必要な栄養素を過剰摂取することで、発症してしまいます。

また、水をあまり飲まない場合も、尿が濃縮され濃度が高くなることが原因となります。

 

ストルバイトの治療方法は、食事療法をメインで行います。

平均して1か月~1か月半ほどで効果が見られ、症状が改善されます。

正しく食事療法を行った場合に、症状の改善が見られない場合は、他のタイプの尿路結石と混合している可能性があります。

この場合は食事療法だけでは改善されないので、手術が必要となってきます。

 

2番目に多いシュウ酸カルシウム

シュウ酸カルシウムは尿路結石にかかった猫の、4割がこれにあたります。

シュウ酸カルシウムの尿路結石はここ数年で爆発的に広がった病気で、1980年代の2%と比べると、2007年度では41%の割合にまで上がっています。

これは何故かというと、ストルバイトを減少させようと、キャットフードメーカーが揃ってストルバイトを予防するためのフードを販売し始めたためです。

 

ストルトバイトは減少したものの、違うタイプのシュウ酸カルシウムの尿路結石が多くなってきたんですね。

そのため、尿路結石の数自体はキャットフードの改良で減少しているものの、割合的にはほぼ半々となっているのが現状です。

治療方法で気を付けたいのが、食事療法がほとんど効果がないという点です。

非常に固いため、一度作られてしまうと食事療法で溶けることは難しいとされています。

そのため、この場合は手術をして取り出すことが一般的です。

 

尿酸塩

レアケースのタイプで、発症率は全体の5%ほどの尿酸塩。

これは人間でいう痛風を引き起こす、プリン体と同じ成分です。

しかし、猫はプリン体は通過産物になり、体の中を通過してしまう物質になるため、痛風になることはありません。

その他にも、少数ですがシスチン、キサンチン、シリカ、リン酸カルシウムなどの尿路結石の種類があります。

 

尿路結石の治療方法とフード療法について

尿路結石は主にエサを変えて、食事療法をメインに治療していくことになります。

スーパーに売られているような普通の総合栄養食のフードでは改善されないので、猫の症状にあった適切なフードを与えることが、治療のポイントになります。

尿路結石の治療方法とフードについては、「猫の尿路結石の治療方法。療法食フードの選び方と予防方法まで」をご覧ください。


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