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旅行に行く前 猫にお留守番してもらうとき準備して欲しい6つのこと

      2017/04/09

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旅行や出張といったとき、猫を1匹でお留守番させるのは不安ですよね。

わたしの家は普段は誰か一人はお家にいるため、猫がお留守番する機会は少ないですが、年に1度は家族旅行するため、そのとき2泊3日ほど家を空けることがあります。

万全の準備をしていくのですが、3日ぶりに家に帰ってくると、猫が「しら~っ」とした目でこそっと見てきます。

3日も家を空けたものですから、不信感を抱かれているのでしょうね(^^;)

そのときはいつも「ごめんね~」と謝りますが、一晩たつとまた普通の状態に戻っています。

猫にお留守番してもらうための準備と、猫はどれくらいお留守番ができるのか?をまとめます。

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猫にお留守番してもらうための準備

トイレは普段より多めに

猫は1日に平均2~3回ほどトイレをします。そのため3日家を空けるとなると、3回×3回の9回分のトイレができるようにしておかなければなりません。

うちは猫が3匹いるので、27回分ものトイレに耐えられるようにトイレを準備しておかなければなりません。

最初まあ大丈夫か、とトイレの砂を多めにしいていっただけのときは、猫があちらこちらに粗相をしていて大変でした(^^;)

猫は綺麗好きなので、必ず多めにトイレを用意していきましょう。

■簡易トイレの作り方
①猫の体がすっぽり入る大き目の段ボールを用意する
段ボールを猫が無理なく入れる段差にカットする

②段ボールの中にトイレ用のペットシーツを敷く

③ペットシーツの上に猫砂を敷く
これを猫1匹に対して1日1つ用意しましょう。家では普段のトイレ3つに加えて、6個の簡易トイレを作っていきます。

しかし今年から自動のお掃除トイレを購入したので、これで手間を取らずに旅行に行けそうです。

このタイプですね。

お水はたくさん用意しよう

お水をたっぷりついでいくという飼い主さんが多いですが、それだけでは不十分です。

追いかけっこなどしたり、足を引っかけたりと水をこぼしてしまうこともあります。

そのため、いくつか水飲みポイントを用意しておきましょう。

蛇口の水が好きな猫なら、台所にあえて水をためておくのもいいですね。

注意したいのは、お風呂の水が好きだからと、お風呂に水をためていくのは危険です。

足を滑らせて落っこちてしまう可能性もあるので、お風呂の水は抜いていきましょう。

ドライフードを多めに用意しよう

ウェットフードは衛生的によくないので、やはり乾燥に強いドライフードが最適です。

3日家を空けるなら、その倍の餌を置いておくことをおすすめします。

猫はこれからお留守番することなど知りもしないので、餌がいっぱいある!とばくばく1日で食べてしまうこともあります。

お留守番の時は多少太ってしまっても仕方ないですね。

一番いい方法は、時間になったら自動的に餌が出てくる餌やり器を使うと、普段と変わらない餌の量を確保できます。

カーテンを閉める部屋と閉めない部屋を分ける

猫は外が見える場所では行動的になります。それと同時に、警戒心も強まり縄張り意識が刺激されます。

そのためお留守番の退屈しのぎには外を見せておくことは、暇つぶしになります。

しかしそれでは安心感がないので、カーテンを閉め切って外の景色が見えないお部屋を作りましょう。

できるだけ普段猫が眠る部屋のカーテンを閉めましょう。

オンとオフをはっきり使い分けることで、お留守番中でも楽しく、また安心感を持って過ごすことができます。

夏場は暑さに注意

猫の先祖は砂漠出身で暑さに強い動物ですが、最近の日本の暑さは耐えられるものではありません。

湿度も高いので、下手な砂漠より暑いからですね。

そのため、猫が過ごしやすい温度にお部屋を保つ必要があります。

最適な室温は28度で、クーラーを使うのが最もおすすめです。

その場合は、事前にクーラーの点検をして、コンセントにホコリはたまっていないか、おかしな音はしないかなどを確認しましょう。

一番危険なのはコンセントからショートして火事が起きることと、真夏にクーラーが止まってしまうことです。

ほとんどない事故だとは思いますが、事前の点検はしっかり行いましょう。

うちの猫は3匹ともそろってクーラーが嫌いなため、窓に網戸をして風通しをよくしています。

このときポイントなのは、網戸は必ず猫がよじのぼっても開かないように、ストッパーを噛ませておきましょう。

100均などで売っている窓用のストッパーで十分です。

そして肝心なのが防犯対策ですが、家ではセコムに加入しています。

外で何か動きが不審な動きがあると、警報が鳴り、すぐに担当のガードマンが駆けつけてくれます。

普段の防犯用につけていますが、思いのほか猫のお留守番時にも助かっています。

そしてもう一つ、窓を開けて風通しを良くする場合は、ドアが風で急に閉まることに気をつけましょう。

ドアの境目ってちょうど風通しがいいので、猫が体をのばしてのび~とするんですよね。

そのとき風でドアが閉まったらと考えると・・・怖いです。

ドアストッパーをかませて、チェーンなどで固定するタイプが最も有効です。

冬場は寒さ対策を

猫は寒さに弱い動物です。

ですが寒さ対策は暑さ対策より比較的簡単です。

布団と毛布の間に、猫が入れるほどの隙間を作っていきましょう。

そうしておくだけで、寒さ対策は万全です。

こたつなどをつけていく飼い主さんもいますが、やはり火事が心配です。

猫が快適に過ごせるようにということは大切ですが、まずは猫が絶対に無事にお留守番できることを優先して考えましょう。

不用意な音は消していこう

固定電話やインターホンなど、どうせ誰も家にいないので出れないのですから全て消していきましょう。

インターホンは電源を切る事が出来ないので、家では音を無音に設定して出かけます。

不用意な音は猫たちにいらないストレスをかけてしまいます。

 

やってはいけないこと

ペットシッターを毎日呼ぶ

猫が心配だからと、2~3泊くらいでペットシッターを呼ぶのは猫にストレスがかかる負担の方が大きい場合が多いです。

これは猫の性格にもよりますが、ただでさえ飼い主が返らない不安な状況に、知らない人間が出入りしてくることは恐怖以外の何物でもありません。

ペットシッターを呼ぶのは、3日以降からが望ましいです。

カメラなどで猫に呼びかける

猫に寂しい思いをさせたくないからと、携帯やパソコンを使って猫に電話をするという方法が流行ったことがありました。

これはわたしも最初はいいかもと思いましたが、実際にやってみると猫は驚くばかりで、その現象が何なのか理解できないようです。

飼い主の声はするけれど、帰ってこないという状況が、さらに猫の不安を悪化させてしまう結果となるようです。

お留守番中はとにかく猫が不安にならないように、できるだけ音をシャットダウンさせましょう。

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猫は何日お留守番ができる?

当サイトで推奨しているのは、2泊3日までです。

もち猫からろんそれ以上長い時間もお留守番できることはできますが、猫の不安は大きくなってしまうと思われます。

また、長い時間開けてお家に帰ってくると、猫が飼い主を不信がって、なつかなくなってしまうことも実際にあるようです。

猫飼いとしても、猫を3日以上もお留守番させておくのは、気が気ではないですよね。

3か月以上猫にお留守番をさせたアメリカ人

わたしが働いているカフェに毎日通ってきてくれるアメリカ人男性がいました。

仲良くなって飼っている猫の写真を見せてくれたのですが、なんと一人暮らしでお家に猫をお留守番させたまま、もう3か月も日本に滞在しているそうです。

一体猫のお世話はどうなっているのか?と聞いたところ、アメリカではお手伝いさんのような存在が日本より一般的だそうです。

そのためペットシッターにも毎日のように来てもらい、猫のお世話をしてもらっているそうです。

最初は猫もペットシッターに警戒していたけれど、2か月も過ぎたころにはもうペットシッターの人が飼い主かのごとくなついていたそうです。

アメリカ人男性はそれで「安心だね!HAHAHA!」と笑っていましたが、帰ったら「誰これ?」という冷たい視線を受けることになるでしょうねw

 

3日以上お留守番するとき

仕事や海外旅行など、どうしても長い期間猫にお留守番をしてもらわなければならないときがあります。

そんなときの対処法をご紹介します。

ペットシッターを頼む

3日に1回の頻度でお家に来てもらうようにしましょう。

このとき、猫の性格によりますが、警戒心が強い猫の場合は、猫が安全であるという姿が確認できればOKです。

後はお水を変えて、餌を補充して、トイレを綺麗にしてもらいましょう。

1~2週間程度の場合なら、これで対処できます。

それ以上数か月単位などでお家を開ける場合は、上記のアメリカ人のようにペットシッターさんに猫が慣れてもらう必要があります。

または、できるだけ猫が元々知っている家族や友達などに来てもらえればベストです。

ペットホテルに預ける

ペットホテルは猫の場合1泊2000~3000円ほどが平均価格となります。

猫を3泊以上ペットホテルに預ける場合は、事前に1日ほど猫をペットホテルに預けて、順応できるかを確かめましょう。

少し暴れてもご飯を食べて、眠る事が出来るならOKです。

うちの場合は、ペットホテルに1日だけ預けたことがあったんですが、餌も水も飲まず食わずだったそうです(^^;)

猫の性格によっては強いストレスを与えることになるので、人間にとっては楽な選択でも、猫の様子をよく観察してから利用するか考えましょう。

猫を多頭飼いする

猫は単体で生活する動物だと言われますが、猫と一緒に暮らしてみると、長い時間一人は嫌なんだろうなと言うことが分かります。

けっこう人間にべったりとくっついて生活していますよね。

そのため、やはり1匹の単体で飼っている猫より、多頭飼いしている猫の方がお留守番には強いようです。

「猫の多頭飼いの飼い方~初顔合わせから仲良くなるまで~」でもお話ししましたが、安易に多頭飼いするのは注意が必要ですが、お留守番の時などは心強いですね。


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