野良猫にも使える!猫があっという間になつく11の方法
2017/04/09
わたしは猫を小学生のころから飼っているので、自然に猫が好きな行動がわかるようになりました。
その特技を活かして野良猫と仲良くなったり、猫が自然とよってきたりとよくなつかれます(^^)
そのように猫がなつく人というのは、ある一定の行動を取っている人なら、だれでもなついてくれます。
今回は誰でもポイントさえ押さえれば、猫がなつく方法をご紹介します。
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小柄な女性が一番有利
猫は優しい雰囲気を持った女性に一番なつく傾向にあります。
優しい女性が好きなのは、猫も人間も同じですね。
自分は大柄だから・・・男性だから・・・と、諦める必要はありません。
女性らしい雰囲気を真似して接すれば、誰でも猫と仲良くなることができます。
40代女性の声を出す
同じ部屋に猫と男性、女性がいる場合では、猫はまず女性になつく可能性が高いです。
実際にうちでも女性の友達が遊びに来たときは数時間ですぐに慣れていましたが、男性が来たときは姿さえ見せませんでした。
これは猫が嫌うポイントの一つとして、男性の低い大きな声があげられます。
猫は耳が良く、聞こえる周波数も猫は6万~10万ヘルツ、人間だと1.5~2万ヘルツというほどの差があり、音の聞こえ方がまったく違います。
そのため男性の声は慣れている人のでないと、とても怖く感じるんですね。
逆に猫が一番好きな声はというと、ちょっと高めのゆっくりとして優しい声、ずばり「お母さん」といえる40代くらいの女性の声が一番好きなんですね。
男性の方は少し声を高くして、喋る口調をゆっくりと優しく、小さな声で猫に話しかけてみましょう。
目をそらす
猫の喧嘩は目をじっと見つめることに始まります。
人間の場合は目をじっと見つめたほうが好印象ですが、猫の場合は真逆なんですね。
猫同士のコミュニケーションは、ボディーランゲージが基本で、主にしっぽで意思疎通を図ります。
とくに、目を見つめるということは、「相手は敵だから目をそらさず、襲ってきたら攻撃しよう」というサインになります。
そのため、わざと目をそらすことで、「わたしはあなたに攻撃しないし、あなたもそうでしょ?」と確認をしているわけです。
猫が興味を持って見つめてきても、こっちは興味のないフリをしましょう。
目をつぶるのも有効です。
基本的に放置する
まだなついていない猫に自分から間合いを詰めてはいけません。
猫の方から近づいてくれるのをじっと待って、基本は猫の方を見ないように放置しておきます。
じっと座って、猫がこちらに近づいて匂いを嗅いでくれるのを待ちます。
匂いを嗅いだ後いったんは「はっ!」っとしたように離れますが、それを何度か繰り返すうちに仲良くなれます。
ゆっくり静かな動作で
猫にアピールしようと大きく手を振ったり、首を振るなどの動作の激しい行動は、猫が怯える原因になります。
猫はお婆ちゃんになつくイメージがありますが、それはおばあちゃんのゆったりした動作、歩幅など小さく歩くことが猫に好かれやすいポイントとなっています。
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姿勢は体育座り
なるべく体を小さく見せるようにしましょう。
猫は体が大きい人ほど威圧を感じ、逆に子供や赤ちゃんなど小さい人間に対しては警戒心が薄くなります。
体を小さく丸めてじっとしているだけで、猫が近づいてきてくれます。
好きなポイントを攻めるべし
犬はどこを触られても嬉しい!と喜んでくれますが、猫は体の部分によってその感覚がまったく違います。
この画像のように、猫は頭と首周辺、そしてしっぽの手前のほんの一部分のみが気持ちいいと感じる部分です。
猫初心者は背中を撫でがちですが、これでは「この人のなでなで全然気持ち良くないにゃ~」と思われて、なつくまでには至りません。
猫が好きなポイントを撫でていると、猫の方からぐいぐいと体を押し込んでくるのでその反応で気持ちいいのか判断しましょう。
なでなでの個体差を把握する
基本的に猫はあまりなでなでされるのが好きではないですが、それは猫によって全く違います。
20秒だけ頭を撫でられたい子もいれば、ずっとなでなでされたい甘えん坊の猫もいます。
その猫に適したなでなで満足時間を判断することで、猫のなつき度をMAXにまで高めることができます。
香水はつけない
猫は匂いに敏感で、香水などはどんな匂いでも臭いと感じます。
とくに柑橘系の匂いは嫌いなので、それだけで近寄ってもくれなくなります。
洗剤やせっけんの匂いも敏感な子は避けるので、できるだけ無臭の服を選びましょう。
おやつをあげる
猫用のチーズや、高級キャットフードシーバなど、猫が好きなお菓子をあげることで急速に仲が深まります。
毎回あげるとただの餌やりさんになって、餌をあげるときしかなつかなくなるので、その後一緒に遊んであげるのがポイントです。
わたしが野良猫と仲良くなるために、常にバッグにしのばせているのがこれ、猫のおやつの定番「チャオちゅ~る 」です。
スティック状になっているため持ち運びしやすく、柔らかく食べやすいので、固い物が食べられない子猫でもOK。
やはり海鮮ミックスまぐろ味が一番食いつきがいいです。
過ごした時間は関係ない
猫が子猫の時から飼っていたほうがもちろんなつきやすくなりますが、あくまでそれは「人間」という種類に慣れたことにすぎません。
人間という生き物全体への警戒心が薄れ、もちろん一緒に住んでいる家族のことは認識していますが、例えばぽっと人の家族が増えたとしても、猫次第ですぐ仲良くなれます。
逆に、猫は数日お家に帰らないだけで、飼い主さんの顔を忘れたかのようなしぐさをしたりします。
また数日も経つといつものように、甘えてきたりしますが、これはあまり人のことを気にしていないゆえの行動です。
その行動を逆に利用すると、子猫じゃない大人の猫でも、人間に慣れてさえいる猫であれば数日で仲良くなることができます。
人間に慣れていない猫をなつかせるのは大変ですが、引っ越しなどで人から猫を貰う場合などは、仲良くなれるかな~とさほど心配しなくて大丈夫です。
野良猫がなつくまで
野良猫から拾われたジャンくんがなつくまでの過程を、事細かに記録しているシリーズです。
最初は威嚇してばかりだったものの、次第にブラシでなでなですることを許してくれて、手でご飯を食べるようにと変化を見せ始めます。
警戒心が強い猫は忍耐強く関係性をきずくことになりますが、こんなに威嚇していたジャンくんも今ではこんなになりました↓
なつきやすい猫の特徴
・メスよりオスのほうがなつきやすい
・子猫はまだ人間に警戒心が薄いのでなつきやすい
・公園など人が多く、公共の場で見かける猫
(住宅地や人通りの少ない場所で見かける猫は、人が誰にも見られていないので、猫を怒鳴っていたりします。
そのため、人に対して警戒心が強い、すぐに逃げてしまう猫が多いです)
・毛色が黒白、茶トラの猫(遺伝的な影響)
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