初めての猫の出産を無事に成功させるために知っておくべき6つの基本
2017/04/09
あっうちの猫妊娠してる!
うちの場合は猫が食欲不振になり具合が悪そうだったので、病院へ連れて行ったら妊娠していると分かりました。
気づいたときはもう妊娠して30日立っていたので、もうあと1か月もたてば出産してしまうという時期でした(^_^;)
猫の出産は気づいたらもうすぐ出産!ということがあるので、気づき次第こちらも準備を始めなければいけません。
猫に無事に出産してもらうため、妊娠と出産について詳しく見ていきましょう。
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猫は一度の出産で5~8匹の猫を生む
一度の出産で何匹子猫を生むかというと、5~8匹の子猫を生むのが一般的です。
中には8匹以上出産する猫もいて、世界記録では18匹生んだという強者もいたそうです、
出産前の準備として、子猫を家で全員育てるのか、それとも何匹まで飼えるから他は里子に出すのかなどを決めておきましょう。
あらかじめ子猫をもらってくれる人を見つけておくことが一番です。
出産の兆候
猫は通常約2か月という短い妊娠期間で出産します。
63~65日間の間に出産するのが母子ともに安全で健康とされる、平均的な期間です。
妊娠から60日未満で出産に至る場合は、早産となり赤ちゃんは出産と同時に亡くなってしまう確率が高まります。
無事に生まれたとしても、その後3日以内に亡くなってしまうケースが極めて高まります。
出産前の体つき
この猫ちゃんはもうすぐ出産という大きなお腹を抱えています。
上から見るとウエストがなくなり、まるまる太っているのがわかります。
まず2か月という短い期間で急激に太るので、30日頃約10%、40日頃20%、50日頃30%、60日頃40%と、出産近くになると普段の体重の2倍より少し低めくらいまで体重が増加します。
4キロの猫なら、5.5キロほどに膨れ上がる計算になります。
もともと6キロくらいの太っている猫だと分かりずらいですが、体の変化はそれだけではありません。
動画のように乳房が膨らみ、生まれてくる赤ちゃんが飲みやすいように分かりやすいようになります。
60日も過ぎたころには乳房からミルクが出てくるので、この段階になるといよいよ出産です。
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出産前の猫の行動
妊娠30日目に差し掛かるとつわりの症状が起こり、急にご飯を食べなくなります。
かつおぶしや魚などの好物の好みさえ変わるため、このときはじめて妊娠の兆候に気づく飼い主さんも多いです。
体調が悪そうに見えるので、病気と間違う場合も多いです。
40日目を過ぎるとお腹が見た目で張っているのがわかるほど大きくなります。
乳房も膨らみ、つわりで食事を食べなかった分2倍の勢いで食欲が増してきます。
それに伴い活動量は減り、猫じゃらしなどで遊ぼうとしても反応を示さないようになります。
内面にも変化が起こり、気性が荒くなるケースが多いです、
普段は温厚な猫が45日目あたりから人間を威嚇するようになったり、怒りっぽくなります。
神経をとがらせているので、大きな音を立てたり撫でまわしたりすると、猫のストレスに繋がり流産の危険性増します。
妊娠50日目になると、お腹に手を当てると胎動が分かるようになります。
妊娠60日目になると、そわそわしだし、出産に適した場所を探す、自分で作る行動を見せます。
広く明るい場所より、狭く暗い場所を好むので、このときだけ段ボールに毛布をひいた寝床など準備してあげるといいです。
いよいよ出産直前!
60日目をすぎるとそわそわして、あたりを警戒する動きを見せます。
首をきょろきょろ動かして、攻撃的になり、飼い主さんでさえも威嚇してきます。
トイレは形だけとり、排泄自体はしないなどの行動を取ります。
また、乳房をグリーミングして自分で出産を促す行動を取ります。
出産中の猫にできること
出産中の猫は攻撃的になっているので、基本的には猫を放っておくのが一番です。
テレビなどつけず、音がない静かな環境を作ってあげましょう。
一人で静かに出産する猫が多いですが、中には人に慣れすぎて出産中人に甘えてくる猫もいます。
そんな猫ちゃんは静かに頭を撫でてあげて、励ますように優しい声をかけてあげましょう。
名前を呼んであげると、猫も自分の名前を分かっているので安心します。
人間なら背中やお腹をさするなどが効果的ですが、猫の場合はやめておきましょう。
痛がる可能性もあるので、頭をなでる程度にとどめます。
また、猫の出産は非常にスピーディーで苦しみ出してから1時間以内に出産が終わります。
1時間以上たっても生まれない場合は、緊急に病院で診てもらいましょう。
経過を知っていてもらうため、妊娠中一度は病院で検査してもらうことがおすすめです。
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