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猫の屁がくさすぎる!ほとんど聞かないおならの正体とは?

      2018/02/14

猫の屁は臭いですね。

これは飼い主なら誰でも猫の屁の臭さを体験したことがあるでしょう。

屁の臭さは食べ物にもよるということですが本当のところはどうなのでしょうか。

今回は、猫のおならについて、その正体についてをご紹介します。

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猫が屁をするのは?

猫は静かに屁をします。

音がしないおならということですね。

おならの音はどうしてするのかを考えたことはないでしょうか。

 

出るときの勢いで音がする…近いのですが、もっと具体的にいうと、屁を出す時に、おしりを締めているところに屁を噴き出そうとするので、おしりの皮膚と皮膚がぶつかりあって振動することで屁の音が出るといわれているのです。

もっとも、猫の場合を考えて見ると、猫のおしりは人間のように皮膚同士がぶつかる構造にはなっていません。

 

ですから、ほとんど屁をするときには音が出ないのだそうです。

ですから、音は鳴らずに臭いにおいだけが漂ってくるというわけですね。

 

屁は俗にガスと呼ばれていますが、小腸で消化されることのなかった繊維質や食べ物のカスが、大腸で分解されるときに発生したガスが体外に排出されるとものです。

言わば生理現象ですかれ、防ぎようはないということになります。

 

そして、屁のにおいの元となっているのは、硫化水素やインドール、スカトールにアンモニアなどとなっています。

動物性タンパク質の分解時に発生したガスにこれらの成分が入っているということです。

とくに肉が好きな猫の屁は、臭くなる傾向にあります。

 

これは人間でも一緒ですよ。

猫の屁ですが、普通でも臭いのですが、いつもよりもっと臭かったり、お腹を触って張りがあるようでしたら、何か病気を持っているかもしれないので注意が必要です。

 

猫の屁が臭すぎるときに気にしなくてはいけない病気

腸閉塞症は、猫の体内で異物が詰まる病気です。

さらに、消化器官の機能が悪くなったことによって腸の中の内容物が移動できずに塞がってしまうことで起こる病気でもあります。

 

この際に発生したガスが、屁となって体外に出られずに消化器官のどこかを塞いでしまうのです。

屁は出ても少量でほとんど出ない場合もあってその場合、猫のお腹がガスでパンパンになります。

餌を食べてもすぐに戻してしまうよう名状況にもなります。

 

この場合は糞もしなくなるので、この症状に気がついたらすぐに病院に行くようにしましょう。

慢性小腸性下痢という病気があります。

 

これは、猫の小腸に起因するもので、大量のやわらかい下痢か水のような糞が出ます。

さらに食欲がなくなって、嘔吐を繰り返すことで、体重が減っていきます。

下痢の症状はわかりやすいので、こういった症状のときは完治を待つのでなく病院に連れていくようにしましょう。

 

猫の屁は臭いのがあたりまえ

猫の屁は臭いのが当たり前なのでそこは我慢しなければいけないところでしょう。

しかし、屁を出さなくてよいように何か対策があれば考えたいものです。

 

もっとも、おならは生理現象ですし、肉を食べる動物の屁は臭いと相場が決まっているのでどうしようもなさそうです。

猫の餌となるペットフードも肉の成分がふんだんに入っているので、それ以外のペットフードとなると猫も食べないでしょう。

ですから、屁自体を止めることはできません。

 

ペットフードのような餌を食べている以上、屁が出るのが自然なことなのです。

しかも、猫は肉食動物で、動物性タンパク質を摂取する動物です。

ともすると、人間よりも臭い屁をしても当然というわけですね。

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それでも臭い屁には要注意

それでも、猫の胃腸の働きが悪くなると、餌を上手に消化器官で消化しきれず、完全に消化した時より臭い屁が出るようになります。

これは、いわゆる消化不良によるものです。

 

そのような消化不良を起こさないために、餌を常に与えておくのではなく、餌を与える回数を増やし、尚且つ餌の量を減らすこと、そして水分を多く補給させるなどをしたら、消化器官の負担を軽くすることができます。

四六時中猫にかまっていることはできないと思いますが、家にいるときはそのように習慣づけるようにしてもいいでしょう。

 

猫は一日食べなくても死ぬことはありません。日中出かけている間は水飲みでも十分です。

ですから、帰宅してから餌を与える、そして出かける前の朝にも餌を与えるようにしてもいいでしょう。

常に食べ続けるよりも消化器官の負担が軽くなるので、これによって猫の屁の臭さが軽減される可能性があります。

 

臭い屁に対しての対策が大事

猫の屁の臭い対策は、健康管理にも重要な意味があると考えていいでしょう。

いわばバロメータ的なものです。

臭いのが当たり前の猫の屁ですが、臭すぎるのにも注意が必要です。

 

何をもって臭すぎるのかその判断が難しいのですが、そこはいつも傍にいる飼い主の判断にかかっているのはいうまでもありません。

猫の屁の臭さは、便秘の予防さらには内臓の病気の予防に直結するものと考えたほうがいいです。

 

飼い主が普段から意識を持って気をつけて観察しましょう。

いつもと違うにおいの屁が出ていると感じた場合は、早めに病院に診てもらいましょう。


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