猫の耳が冷たいのは健康な証拠。耳が熱いときは病気のサインも
2018/02/24
猫の耳を触るのは気持ちの良いものですが、猫によっては嫌がることもあるようです。
しかし、普段は冷たいのにたまに熱いときもあるのが気になります。
これは、何か病気のサインかもしれません。
今回は、猫の耳が冷たいのはどうしてなのか?をご紹介します。
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猫の耳は健康のバロメータ?
猫は嫌がるかもしれませんが、たまには猫の耳を触ってみましょう。
そうすると「猫の耳はこんなに冷たかったんだ…」
と、驚く人もいるでしょう。
中には何かの病気かもと思ってネットで調べたり、あげくには病院に電話する人もいるかもしれません。
実際に猫の耳を触ってみると冷たく感じる人が多いです。
それは、他の部位よりも冷たいのはもちろんですが、人間の体温よりも低いので冷たく感じるわけですね。
猫の耳が冷たくても心配は無用です。
冷たい状態が正常なサインとされているからです。
猫の種類にもよるのですが、猫の体はほとんどが体毛に覆われています。
ところがよく見てみると、猫の耳の中だけは毛が薄くなっているように見えるでしょう。
猫の体の中でも数少ない地肌が見える部分が耳の中なのです。
言わずもがななのですが、これが猫の耳が冷たい理由なのです。
猫も人間と同じように、体調が悪くなると体温が上がります。
そんな時、体から熱を逃がすために毛の少ない場所があるのです。
それが猫の場合では「耳」ということですね。
ですから、猫の耳を触ってみて冷たいようなら体調は大丈夫でしょう。
反対に耳が熱いようなら、少し心配したほうがいいかもしれません。
このように、猫の耳が健康のバロメータになるということですね。
耳が熱い場合は病気?
猫の耳が熱い場合は、病気と短絡的に決めつけることもないのですが、風邪などを引いて発熱している恐れもあります。
これは、体の熱を外に逃がそうとしているわけです。
耳が熱くても食欲が普段と変わらないのでしたらそれほど心配はないかもしれません。
おしっこも糞もしっかりしているようでしたら大丈夫でしょう。
もっとも、下痢気味であったり食欲がなくてなおかつ耳が熱い場合は風邪などの症状を疑ったほうがいいかもしれません。
そのようなときは猫も元気がないですから、普段と明らかに様子が違いますから見ていてもわかると思います。
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元気なのに耳が熱いときは?
元気そうに見えて耳が熱い場合もあります。
それはどういった体調のときなのでしょうか。
そういった場合は眠いときが多いです。
人間でもそうですが、眠いときは体温が上がりがちです。
ですから、そのうち寝てしまうかどうかしっかり確認したいところですね。
そして、当然ですが、周囲の気温が高いときは耳も熱くなります。
体温を下げようとしている正常な機能ですから、元気な様子だったらこれも心配は必要ないでしょう。
散歩をしてきたとか、激しく動き回った後も耳が熱くなっています。
元気ならこれも心配ないでしょう。
耳の温度は猫の健康のバロメータ的な存在ですから、日頃からしっかりとチェックしたいところです。
もっとも、猫は耳を触るのをもっとも嫌がるということも知っておかなければいけません。
耳はこまめにチェックしよう
飼っている猫の健康のバロメータとなっているのは耳と思って間違いありません。
猫の祖先はもともとアフリカに住んでいたということですから、遺伝子学的に見ても寒さにはそれほど強くはなさそうです。
と耳の温度を普段から気にするようにしておくと、体調不良を発見するのに役立つでしょう。
ですので、猫が元気ない場合、優しく耳に触れてみるといいでしょう。
冷たければ健康の証と考えていいのですが、熱いときは場合によっては風邪を引いている場合もあるかもしれません。
前述したように熱いときは、必ず体調不良というわけでもないのでその点は注意が必要です。
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