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冬は早めの風邪対策!インフルエンザは人間から猫にうつる?

      2017/04/09

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冬はインフルエンザが流行する季節。

今年はわたしはインフルエンザにはかかりませんでしたが、咳が酷く辛いマイコプラズマにかかってしまいました(^^;)

病気になると、これは猫にはうつる病気なのかな?と心配してしまいますよね。

とくにうちの三毛猫ぶーちゃんは風邪をひきやすい体質なので、毎年冬はとくに体調管理に気を配っています。

「猫インフルエンザ」なんて言葉があるくらい、猫とインフルエンザはよくかかりやすい風邪なのかな?と考えがちですが、実際はどうなんでしょうか?

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人間のインフルエンザは猫にうつる?

この答えは「99%うつらない」です。

人間のインフルエンザはどんなに症状が重いものでも、DNAの構造が違うので、ほとんどの確率でうつることはありません。

実は最近までは人間のインフルエンザが猫にかかることはないとされていました。

しかし、2009年に初めてH1N1型のインフルエンザが人間から猫にうつったことが確認されました。

このケースは非常に珍しいですが、飼い主さんがまずインフルエンザにかかり入院したそうです。

そしてこの猫は完全な家猫だったため、誰とも接触せずに一匹でお家の中で過ごしていて、インフルエンザに感染したそうです。

これで感染経路は、飼い主から菌が移ったものと確認できます。

それから運が悪いことに、インフルエンザが元で肺炎にかかり、猫は死んでしまったそうです。

猫は一度風邪をひくと、他の病気を発症しやすく、とくに肺炎には弱い動物です。

これまでの2012年までに猫13匹の人間から猫にインフルエンザがうつったことが確認されています。

しかしほとんどが外国のことで、人間のインフルエンザ発症が2015年の段階で1週間で210万人ということから、ほとんど100%といっていい確率でうつらないといっていいでしょう。

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なんで人間から猫にインフルエンザがうつったの?

H1N1型のほかに、韓国でH3N2型のインフルエンザが犬から猫へ感染したことも確認されています。

このように、通常ならうつらないと考えられているウイルスが感染するのは、突然変異だとされています。

日本でも数年前鳥インフルエンザが突然変異して、人間に大変な脅威をもたらすのではないかとされていました。

これは一度牛や豚などの動物を介して、ウイルスが変化して人間にも感染するようになる懸念が0ではないからです。

これを発生させないために、牛舎などでは衛生管理を徹底化し、ウイルスを入れない、悪化させないという対策を取っています。

一度動物に感染してしまうと、その牛舎ごと処分しなくてはならないので、動物たちに可哀そうなことをしてしまうんですね。

そこから考えられることは、やはり猫の生活環境が悪く、衛生状態、健康状態共によくなかったのだと推測されます。

人間から猫にインフルエンザがかかった例は、ほとんどが外国ですよね。

衛生管理の概念が高い日本では、まず起こりえないことだと言えます。

そしてインフルエンザの時は猫を触ることを極力控え、とくに口や唾液に触れることはやめましょう。

口からはウイルスが感染しやすいので、突然変異を起こしやすい環境を作ってしまいます。

インフルエンザから猫を守ろう!

ほとんど人間のインフルエンザは猫にはかかりませんが、それでも冬は猫にとっても風邪をひきやすい季節です。

猫の風邪として代表的な「猫風邪」などは、ちょっとしたことでもかかりやすく、空気が乾燥する冬は気を付けたいです。

「【猫風邪】くしゃみ・鼻水の症状別にみる対処法で元気を回復!」

 

そんなインフルエンザや猫風邪から猫を守るためには、まず飼い主さんが自分の健康管理をしっかりと行うことです。

手洗いうがいをして外の菌をもちこまず、猫にストレスのない環境を作りましょう。

空気清浄器を回して、水は1日1回交換、除菌スプレーをまくなどの、ウイルスを持ち込まない、増殖させないの管理を行います。


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