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【猫風邪】くしゃみ・鼻水の症状別にみる対処法で元気を回復!

      2017/04/09

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なんだか最近猫がくしゃみをよくするな、目ヤニが出るようになったな、そんなふうに猫が異変をおこしているようなら、それは猫風邪のサインです。

猫の体調の変化はとてもわかりにくく、人がはっきりわかるくらい猫の体調に異変が起きた時はかなり風邪が悪化している状態です。

猫は体調が悪いほど本能的にそれを隠そうとするので、飼い主さんがしっかりと普段から様子を見ていてあげないといけません。

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猫の風邪の症状と特徴を把握しておこう

主に猫の風邪で一番わかりやすく症状が出やすいのは鼻です。

猫風邪と言われるほどで、「猫ウイルス性鼻気管炎」を発症しているケースが多いです。

くしゃみや鼻水を垂らしているときは、風邪の可能性が高いです。

猫のくしゃみは一見するとわかりにくく、人のようにはっきりくしゃん!としない場合が多いです。

こんな感じにふしゅふしゅ言うのが特徴的です。

この猫ちゃんはびっくりするくらいくしゃみを連発しているので分かりやすいですが、1回ふしゅっと言われただけではくしゃみと認識しずらいです。

しかしこの野良猫、鼻水を拭いてあげたい・・・

他にわかりやすい症状として、まぶたが腫れてそれに伴い目ヤニが多く出てきます。

風邪になると目や鼻がなんとなく汚くなるので、猫の顔つきをチェックしておきましょう。

目ヤニは鼻水は時間が立つと黒くかたまります。

そして猫を普段抱っこしている人なら気が付きやすいのが体温です。

猫の体温は平熱が38度と、人より2度ほと高いので、抱っこするとふんわり暖かいですよね。

風邪をひくと熱が出て39度~40度に達し、それ以上体温が上がると危険な状態になります。

1度2度ほどの変化はなかなか分かりにくいですが、いつもより熱い気がすると思ったら熱を測ってみましょう。

このような猫専用体温計が1本あれば便利ですね。

猫は風邪のときですらいつも通りのペースで振る舞うので、できれば鼻水や目ヤニが出る前に体温の変化で風邪をひいたかも?

と気が付いてあげることが大切です。

 

猫風邪を予防しよう!一番の対策は感染経路をたつこと

猫の風邪は人や犬の風邪菌と違うので、人が風邪をひいたからといって、猫にはなんら影響もありません。

人が外で風邪をひいている猫と接し、風邪菌をもらってくることで感染します。

だからくしゃみ連発している猫にはもちろん触れないということと、家に帰ったら手を石鹸でよく洗うことが大切です。

また、野良猫はよく足にすりついてきますから、ズボンをすぐに着替えるといった対策も必要です。

家猫の場合は、100%人が猫風邪菌をもらってきたことで発症するので、人間が気を付けて予防していないといけません。

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風邪をひいた後できること

一番は動物病院にかかり、獣医さんに診察してもらうことです。

猫の風邪は重症化しやすく、子猫や老猫の場合は命取りになる危険性があります。

症状によってですが、猫風邪の場合はインターフェンロの注射などを打って、さらに飲み薬を与えられます。

獣医さんが薬を与えるのは簡単そうに見えますが、うちで薬を飲ませようとするとほんと飲んでくれないんですよね(^^;)

めちゃくちゃ抵抗するので、コツを覚えておきましょう。

これはわたし目からうろこでした。

本当にこんなんで飲めるの?と思っていましたが、いざ薬を飲ませようとしたとき、この方法でならすんなり飲ませられました。

今まで汗だくになりながら飲ませてたのが嘘みたい(;´▽`A

用意するものは小さめのスプーンと水、そして薬です。

こんな大きな錠剤でも簡単に飲ませることができます。

人間でも薬を飲むときはお水で流し込みますもんね。どうしてこんな簡単なことに気が付かなかったんでしょう・・・

ポイントは猫の口を開かせるときは、口の両端の隙間がある部分にぐっと指を入れることです。

そうすると口がぱかーと大きく開くので、その隙に流し込めばOKです。

そしてお家で他にすることといえば、温かくくつろげるスペースを用意して、落ち着ける環境を整えることです。

多頭飼いしている場合、猫の風邪は簡単に他の猫に感染します。

ですから風邪の猫の安静をはかり、他の猫を風邪から隔離するためにも部屋を分けましょう。

部屋を出入りする人も制限して、できれば風邪の猫のお世話をする人は他の猫には極力触れないようにしましょう。

あとは十分なご飯を与えることですが、食欲がないときは流動食などをあげます。

ぶっちゃけ普通のカリカリをお湯でふやかしたのっておいしくないみたいで、食欲もなくなっている猫はあえて食べようとはしないのでちゃんとした流動食をあげたほうがいいです、

このようなご飯は風邪の猫にも食べやすく、おいしくて食欲も出ます。

 

簡単な方法ですが、この動画のように手でご飯をあげると意外と食欲がなくても食べます。

人間もそうですが、風邪をひいてる時って弱気になって体力もないし、おかゆをあーんとして食べさせてもらいたくなりますよね。

猫も本来甘えん坊なので、風邪のときは手でご飯をあげるとけっこう食べたりします。

猫の風邪は7日~14日ほどで放っておいて治る場合ももちろんありますが、治らないときは治りません。

後悔しないためにも、風邪の症状が出たら病院へ連れて行ってください。

どうしても病院へ行かない場合は、ご飯だけは十分な量をあげて様子を見ましょう。

 

よく風邪をひく猫の対処法

「2匹の猫が同じようによく風邪をひきます。風邪をひきやすい体質なのでしょうか?」

という質問に獣医さんが答えてくれています。

これは目からうろこの回答!それは体質なんかじゃなく、おうちの中に呼吸器系に関する菌がいる状態なそうです。

確かにどんなに風邪をひきやすい猫でも、無菌なら風邪なんてひきませんよね。

喚起して掃除をするという対処法ももちろんですが、獣医さんおすすめは「フィトンチッド」という殺菌スプレーを部屋にまくことで効果があるそうです。

5分くらいで全ての菌を除菌してくれるそうなので、風邪をよくひく猫ちゃんには救世主になりそうですね。

猫風邪 猫ウイルス性鼻気管炎

外家猫が猫風邪として代表的な猫ウイルス性鼻気管炎にかかった動画です。

見ているだけで胸が苦しくなります。

本当は目ヤニと鼻水が取れれば、とっても美人な猫ちゃんなんだと思います。

この猫ちゃんは悲しいことに猫ウイルス性鼻気管炎が悪化してしまい、天国へ旅だったそうです。

飼い主さんは手を尽くされましたが、やはり猫風邪はこわいです。

猫が様子がおかしいなら病院、猫は外へ出さない、を徹底して家族の一員である猫を守りましょう。


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