爪とぎで退去費用が高額に!?賃貸で猫を飼うとき傷つけられないための対策
2017/04/09
賃貸で猫を飼う場合、持ち家と違って気を付けなければいけないことがたくさんあります。
わたしも賃貸で猫を飼っていたときは、猫が柱で爪とぎをして、退去費用が高額になったことがありました。
ただでさえペット可の物件は賃料が相場より高いのに!と、学生だった頃は痛い思いをしました。
今回はそんな経験をふまえて、猫を賃貸で飼うときに飼いやすいおすすめの物件の選び方と、賃貸でできる家を傷つけない猫対策をご紹介します。
傷つけられるのを怖がらず、楽しい猫との生活を楽しみましょう。
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猫を変える賃貸物件は少ない
ペット可な賃貸を探していると、「ペット可」を希望しただけで、グンと物件が少なくなります。
わたしも念願だった一人暮らしをしようとしたとき、もちろん猫を飼おう!と思って不動産屋に行きましたが、あまりの物件の数自体の少なさに驚きました。
東京の物件割合からみても、ペット可としている賃貸は全体の14%ほどとなっています。
なんとか希望するペット可の賃貸を見つけたとしても、相場よりも2~3割ほど、賃料が高い!というのが現状です。
ペット可の賃貸は、どうしても猫を飼うことで部屋が傷むので、修繕費などが割高になってしまいます。
ペット可の賃貸物件を探すポイント・おすすめ物件
木造より鉄筋
木造の家は、柱などが格好の猫の爪とぎの餌食となってしまいます。
柱で爪とぎされてはボロボロと木くずは出るわ、案外修繕費が高いはで、おすすめではないです。
鉄筋の壁では爪とぎしない、また、夏場などもクーラーが少しの電力で涼むことができます。
以前木造住宅で猫を飼っていましたが、柱や壁をボロボロにされて、退去費用18万円請求されたことがありました。とほほ・・・
駅にとても近いのはNG
駅近物件は人気で賃料も高いですが、猫にとっては不人気物件です。
駅近物件に住んでみると分かりますが、電車の音がとてもうるさいです。
とくに賃貸などの壁が薄いアパートなどの場合、音だけでなく部屋ぜんたいがミシミシと揺れるのを感じます。
猫も音や振動に慣れはするのですが、長期的に与えるストレスを考えると、線路が見えているほどに近い物件は避けましょう。
古い物件を選ぼう
ペット不可の賃貸でも、古くなってくるにつれてペット可になるというケースがあります。
古くなって、もう何もメリットがなく入居者が集まらない。
どうせ古いし、ペット可にして入居者を集めよう、という大家さんの試みですね。
そのような傾向があるため、退去費用も安くすみます。
退去時には原状回復しなければならない、という制約がありますが、これももともと古い物件だったら安くすみます。
ペット不可でも事前交渉してみる
ペット可の賃貸はどうしても数が少なく、希望していた場所は全滅!賃料が高額になってしまうなどがあります。
そんなときおすすめなのが、一度不動産を通して大家さんに交渉してもらう手です。
わたしの体験的には、5件に1件の大家さんは、ペット不可でも何らかの条件で猫OKという返事がもらえました。
・賃料を数千円上乗せする
・大人しい猫だったらOK
・猫の数を指定する
・入居者が少ないため条件なしでOK
など、理由はさまざまですが、すんなり許可してくれるところも割かしあります。
猫と人、これから生活の拠点となるお家ですから、できるだけ希望にあった物件を見つけたいですね。
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賃貸で猫を飼うための工夫
いくらペット可の賃貸でも、猫を思う存分遊ばせていたら退去費用が高くなってしまいます。
通常の退去費用の平均は、0~3万円未満ですが、猫を飼っているだけで、3~20万円と、退去費用もグンと上がる傾向にあります。
敷金よりも多くかかってしまい、修繕費をさらに請求されることも少なくありません。
傷み具合によりますが、できるだけ部屋に傷つけないようにしておきましょう。
爪とぎ防止用の壁シート
【はがせるタイプ】猫ちゃんの爪とぎ防止シートM半透明だから貼っても目立たない92cm×1mペット壁保護シートキズ汚れ防止シート
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賃貸の壁で爪とぎさせないためには、爪とぎ防止シートは必須アイテム。
透明なシートで外観を損なわず、壁に傷つけることなく保護してくれます。
このシートの特徴は、メモリが入っていて女性一人でも難なく張れるという点です。
うちでも使用していますが、爪とぎ防止はもちろん、子供の手垢や汚れもつかないので助かっています。
退去時はがしてもノリは壁に残らず、一緒に剥がれ落ちるようになっています。
床にはペット用のタイルカーペット
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ゲッと吐いて床に汚れが残ったり、床でも爪とぎしたり、猫を賃貸で飼う場合、床対策もしておかなければなりません。
手軽におしゃれに床を保護する方法は、ペット用のタイルカーペットを敷くことです。
ペットの消臭効果があり、高いところから猫が飛び降りても防音機能、足の保護もしてくれます。
特殊な加工がしてあり、貼り付けたらずれることがありません。
掃除するときは1枚1枚汚れた部分だけをはがして水洗いできるところが、おすすめポイントです。
ケージで飼う
どうしても部屋を荒らしてしまうなどの場合、人がいないときは猫をケージで飼うという方法もあります。
ケージで猫を飼う場合は、高さがある大きなサイズを選び、猫にストレスを感じさせないようにしましょう。
詳しくは、以下のページをご覧ください。
ペット不可賃貸で猫を黙って飼う場合
暗黙の了解ですが、ペット不可の賃貸で犬や猫を飼っている人は多いです。
近年は空前の猫ブームで、もう少しで猫の飼育数が犬の飼育数を上回るというデータがあります。
猫を飼っている人の割合が増えているものの、ペット可の賃貸数はそれほど変わらないということは、黙って飼っている人が増えているということです。
犬は吠えるため隠れて飼うということはほぼできませんが、大人しい猫ならそれも可能です。
黙って猫を飼ったことでのトラブル
ペット不可の賃貸で猫を飼う場合、覚悟しておかなければいけないことがあります。
大家さんや不動産、ご近所の住人にばれてしまった場合、何らかの対応をしなければいけない場合があります。
・数か月以内に強制退去を言い渡される
・自分だけ賃料が跳ね上がってしまった
・猫を処分するように言われる
・退去費用をびっくりするくらいの費用をとられる
このように、大家さんが厳しい場合は、出ていかなければならなくなる場合もあります。
人にとっても、猫にとってもそんな事態は避けたいですよね。
ばれなかったとしても、留守の間猫が鳴いて声が聞こえていないか?近所にばれていないか?など、精神的にも気になることが多くなります。
ケガをしている子猫が捨てられていたなどの場合に限り、できるだけペット不可の賃貸では猫は避けたほうがいいでしょう。
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