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猫とお散歩に行こう!愛用中のおすすめリードと慣らし方

      2017/04/09

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最近は以前と比べると猫にリードをつけてお散歩している飼い主さんをみかけるようになりました。

そんな中、ときおり猫に良くないタイプのリードをつけている飼い主さんを見ると、大丈夫かな~と不安になってしまいます。

リードはさまざまな種類が売ってありますが、猫にあったタイプではないと皮膚病になったり、ひゅるりと抜けてしまったりします。

猫の安全を守るためにはどのようなリードを選べばいいのか?

また、リードに慣れさせるまでの方法をご紹介します。

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おすすめの猫用リード

まずリードですが、これは首輪をしたうえで、その首輪にリードを通してお散歩させる形になります。

首という一点にのみ力が集中するので、首に負担がかかってしまいます。

犬のお散歩の定番はリードですが、最近ではあまり引っ張りすぎると、脊髄や神経に損傷が生じる場合があるというデータがあります。

犬の場合は、しつけをすることが可能なので、リードをぐいっと引っ張って「そっちの道には行かないよ」としつけることができます。

そのため、犬の飼い主さんはしつけのためにリードを使用している人も多いようです。

しかし、猫の場合はそもそもしつけをすることができません。

首に負担がかかることを考慮すると、リードのメリットであるしつけが出来ないということで、リードを使用するメリットはなくなります。

また、猫は犬よりも柔軟性があり、とくに首はこちらが想像しているよりも細く伸縮性に優れています。

そのため、するりと抜けてしまうことがあります。

そんな猫にとってはデメリットが多いリード。

そのような理由から、猫は基本的にリードではなく、ハーネスをつけることが主流となっています。

ハーネスは猫の胴体にヒモや服になっているタイプを巻きつけるので、体に負担がほとんどかかりません。

一番のネックであった抜けやすいという点も、胴体に巻きつけるので防いでくれます。

猫用リードとして売ってあるタイプは、ほとんどこのハーネスタイプとなっています。

特別な事情がない限り、ハーネスタイプをおすすめします。

 

愛用中のハーネス

「猫と一緒にお散歩しよう!おすすめのハーネスを選ぶポイント特集」

のページでもご紹介していますが、うちで愛用中のハーネスはこれです。

ハーネスも色々試したのですが、ようやくこれに落ち着きました。

ヒモタイプのリードハーネスは、そこが締め付けられて毛が抜けて皮膚病の一歩手前にまでなったり。

安価なハーネスは生地が猫にお気に召さなかったようで、歩いてくれないはストレスと病院で診断されたり・・・

紆余曲折してこのオーガニックコットン使用のハーネスに落ち着きました。

猫はハーネスをつけると無条件に嫌がると思われがちですが、じつはハーネス自体に問題がある場合も多いです。

猫に優しい生地で、猫の体の仕組みをしっかりと考えられたハーネスを選ぶようにしましょう。

 

まずはリードに慣れさせよう

子猫のときから練習させるのがベスト

リードやハーネスを嫌がる猫というのは、多くの場合は何かをつけられることに慣れていないためです。

子猫のときからリードをつけられたり、服やスズをつけている猫は、それが当たり前だと感じて嫌がることもありません。

人間でもそうですが、後天的な環境の要素はとても大きいんですね。

猫が大きくなったらお散歩に連れていきたいと思っているときは、子猫の頃から慣れさせておくことで、ストレスもなく手間もかかりません。

また、お散歩させようと思っていなくても、子猫の場合はハーネスに慣れさせておくことをおすすめします。

2011年の東日本大震災では、多くの猫も犠牲となりましたが、ハーネスを持っていて、猫も慣れていたら助かった命も多くあったことでしょう。

猫は災害時に移動で連れて行くだけで大きなストレスを感じるので、ハーネス事態には慣れさせておくことが、万が一のときに猫のためになります。

 

ハーネスは猫が見える場所に置いておく

ハーネスを急に装着しようとすると、「えっなになに!?」となって、猫に余計な恐怖感を与えてしまいます。

猫って案外知らない物はすぐに分かるんですよね。

そのため、ハーネスを購入しても、箱から出して1週間ほどはその辺りにただ置いておきましょう。

新しくお家にきた物だな~と猫の警戒心が解けてから、装着する段階へ移ります。

 

抱っこする

ハーネスをつけると、その着なれない圧迫感にほとんどの猫は驚きます。

うちの猫も全員が初めてきせたときは、「なにこれ!?」という困惑な顔をして動きませんでした。

いざ歩いたかと思うと、ねちねちねち・・・今まで見たことのないような歩き方(^^;)

そんなふうに身を低くして動こうとしない猫の場合、お膝に抱っこしてみましょう。

ハーネスをつけていても何にも変わらずに安心なんだよ。と感じさせてあげる作戦です。

この段階ではまだハーネスのヒモを引っ張って歩かせようとはしてはいけません。

体に変な物を着せられて、さらに今まで自由だった体が引っ張られるという二重のストレスを与えてしまうことになります。

 

徐々につける時間を長くしていく

初日は30秒、次の日は1分、1週間後は5分・・・のように、徐々に時間を使いながら慣れさせていきましょう。

猫の様子を見て、異常がみられる場合は毎日ではなく感覚をおきましょう。

あまりにハーネスをストレスだと感じると、脱毛症や食欲不振、飼い主への不信感などが見られます。

このように激しくストレスを感じる猫の場合は、無理にハーネスでお散歩させることは向いていないかもしれません。

 

ハーネスをつけたまま遊ぶ

ハーネスをつけても普通に座ったり、自分で歩いたりするようになったら、次はハーネスをつけたまま遊んでみましょう。

猫じゃらしやボールなど、猫が好きなおもちゃで猫と遊んでみます。

最初はハーネスをつけている身動きのとりにくさから、鈍い動きになりますが、好きなおもちゃならいずれ食いつきます。

ハーネスとつけたら遊んでくれる、とハーネス=遊びだと思わせると、猫も抵抗感が少なくなります。

 

いよいよ歩いてみよう

ハーネスをつけていてもストレスなく遊ぶようになったら、次はいよいよお家の中で疑似お散歩をさせてみましょう。

最初はヒモをたゆんと緩ませて、猫を引っ張ったり、行動を制限しないようにします。

それに慣れてきたら、少しずつ行ってほしくない方向に行こうとしたらストップをかけます。

猫がいうことを聞かないときは、いったん抱っこしてから行きたい方向へ進んでからおろしましょう。

基本的に、猫は犬のように人間のいうことを聞かせることはできません。

猫が行きたい方向へ進むことが基本になるので、道路に出たり、人にぶつかりそうなとき以外は猫の行きたい方向へ行かせるようにします。

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リードをつけてお散歩させてみよう

猫の行動範囲は、半径200~500メートルほどです。

去勢していないオス猫が最も行動範囲が広く、去勢しているメス猫は、行動範囲が狭い傾向にあります。

いろいろな景色を見せてあげたいからと、遠くまでお散歩しようとしてはならないんですね。

人間からすると200メートルというと、とても短い距離になるので、距離はしっかり測りながらお散歩しましょう。

とくに初めて~慣れるまでのお散歩期間は、猫が行ける範囲の距離にとどめます。

お家の玄関付近からお庭、お家が見えるまでの範囲内など、徐々にお散歩の距離を広げてみましょう。

猫が先へ行こうとしない限り、先へ進むことはしないようにしましょう。

 

初めての散歩で猫がとる行動

まず初めてハーネスリードをつけてお散歩に出かける猫は、ほとんどの場合先へ行こうとはせずに、玄関の前でいったり来たりを繰り返します。

頑張ってハーネスに慣れさせたのに、結局は玄関回りしかお散歩しないという猫も多いです。

そんな僅かな距離でも、家のなかでは感じる事ができな匂いや空気、土や草の匂いなど、猫は大満足できます。

また、初めてのお散歩ではすぐにお家に帰ろうとします。

大きな音が鳴る、人通りが多い時間帯なども初めてのお散歩には向かないので、人通りの少ない時間帯にお散歩させましょう。

 

散歩中気を付けたい猫の行動

猫は何らかの拍子に急に駆け出すことがあります。

人間には聞こえない音や、ひゅっと横切った虫など、猫は一度飛び出すとすごい勢いで遠くへ行ってしまいます。

ハーネスを握っていても、気を緩めているとヒモを手放してしまうかもしれません。

ただ手で持つのではなく、手首に巻きつけて、万が一のときでもヒモが手首に巻きつくようにしておきましょう。

 

リードをつけると動かなくなる猫

いつも何故かリードをつけるととたんに動けなくなってしまうまめちゃん。

リードを引っ張ると、途端に足が石化してしまうのか、ことんっと転がってしまいますw

あれ~どうしたの?とおやつをあげてみると、石化はすぐにとけてお菓子を食べるまめちゃん。

とてもチャーミングな猫ですね。


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