もっと撫でてと言わせる猫が気持ちいい!と感じる上手な撫で方
2017/04/09
猫のふわふわした触り心地は、まるでぬいぐるみを触っているみたい。
まるで生きたぬいぐるみだわ~なんて、猫を撫でていると思ってしまいます。
そんな触り心地抜群の猫、思う存分いっぱい触りたいですよね!
でも猫は基本的に撫でられるのが好きではない、苦手という猫が多いです。
それは個性差もありますし、撫で方が猫にとって良くない場合もあります。
猫が気持ちいい、と思ってくれる撫で方をマスターすれば、大抵の猫を触ることができます。
猫が好きな撫で方から、野良猫の撫で方までご紹介します。
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猫が好きなポイント
まずは猫はどの部分を撫でられると気持ちいいのかが重要です。
犬はどこを触っても喜んでくれますが、猫は触られるポイントがとってもシビアです。
大人しそうに撫でられていた猫でも、少し場所を変えただけで急激に怒って噛みついてくるなんてことがあります(^^;)
まずよく知らない野良猫の場合は、無難なポイント以外は触らないようにしましょう。
ひと目でわかる「猫がさわると喜ぶ場所、喜ばない場所」
とっても分かりやすい、猫好きならこの画像の通り、頭に叩き込んでおこう!という図です。
最高な場所→頭、お尻(しっぽの付け根辺り)
普通な場所→背中、お腹側面
怒られるかもしれない場所→手足、しっぽ
キレられる場所→お腹の裏
大抵の猫なら頭とお尻は大丈夫。背中辺りまではOKという猫が大半です。
野良猫の場合は触るのはここまでにしておきましょう。
手足やしっぽなどの末端部分は、触られると落ち着かないのかさっとどけようとしてきます。
まず動物の急所であるお腹を触ろうとする人はいないと思いますが、大抵の猫はお腹はとても嫌がります。
噛んできたり引っ掻いたりするので、飼い猫でお腹を見せてごろーんとしているようなこ以外は触らないようにしましょう。
部位別!猫の上手な撫で方
頭
猫が最も撫でられると気持ちいと感じるのが頭です。
頭のてっぺん辺りから、手を後ろに滑らせてすうっと撫でるのが撫で方の基本動作です。
横に撫でたり、縦に撫でたりと、バリエーションを豊富にして撫でてみましょう。
軽めにとんとん手のひら全体で叩くようにしても、マッサージ効果があります。
顔
顔も猫が敏感に反応する、神経がたくさん通っている部分です。
しかし目やヒゲ、口といった重要な器官がある分、触るのは撫でられることが好きな猫限定にしましょう。
頭と顔は近いので同時に撫ででしまいそうですが、頭を撫でて手を顔の方にスライドさせたらガブリ!という事があります。
撫でられるのに慣れている猫にとっては、顔は気持ちのいいポイントになります。
とくに顔の中を観察すると、一部毛が薄くなっている部分があります。
目の上から耳にかけた直線状のラインなどは、毛が薄くなっている猫が多いです。
そこはとくに気持ちいいポイントなので、円をかくように、指先でマッサージするような感じで撫でます。
また、目と目の間はツボがあるので、ぐっと指で押してあげると喜びます。
あごの下
猫といえば喉をゴロゴロ鳴らしているイメージがありますよね。
喉もとても猫にとって気持ちのいいポイントなので、あごの上から下に手を擦ればらせるようにして撫でます。
指先で喉をわしわしとするように撫でるのもいいですね。
喉をゴロゴロ鳴らし始めた、気持ちいい!もっと撫でていいよ!というサインです。
動画のように首の根元を手できゅっきゅっと回すように、撫でるのも気持ちよさそうですね。
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お尻(しっぽの付け根)
お尻は猫が2番目に喜ぶ部分です。
しかしここはいつも撫でていいというわけではなく、猫から近寄ってきて、しっぽをピン立てているときにのみ撫でましょう。
ここは頭よりは強い力で、トントンと叩くようにすると喜びます。
背中
背中は範囲も広く、人間にとって撫でやすい部分です。
野良猫などはまず背中を最初に撫でて、反応をみるといいですね。
撫で方は、首元からお尻にかけて、毛の流れに沿ってすうっと撫でてみましょう。
猫が横になって寝そべっている場合は、お腹の側面に手が触れないように注意しましょう。
背骨がある部分を中心に考え、背中の真ん中を意識します。
たまに軽い力で皮膚をつまむようにするとさらに気持ちよく感じてくれます。
指先を広げて、手をクシのように見立ててブラッシングをするように撫でるのもおすすめです。
手・足
撫でられるのが好きな猫でさえも、手足を触るとさっと避けるように手足を引っ込めることが多いです。
手足は猫にとって触られると居心地の悪さを感じるようです。
避けたり、ぴくぴくと手足を動かすようなしぐさを猫がしたら、触らないようにしたほうが無難です。
嫌がらないようだったら、手足をもって少し引っ張るようにするとマッサージになります。
しっぽ
日本猫の三毛猫や茶トラなどは、7~8割がしっぽ短いという特徴があります。
洋猫はしっぽが長いので、ついつい触ってみたくなってしまいます。
しかししっぽは猫にとって急所であり、優しく触られても不快感を感じてしまいます。
しっぽが長い猫はそれ故にしっぽを踏まれた経験もあるので、触られると過敏に反応してしまいます。
触らずに、ゆらゆらと流れるのを眺めるのがベストです。
お腹の裏
お腹は一番の急所であり、野生の本能が強い野良猫などは少し手が触れただけで噛みついてきます。
飼い猫で慣れている猫なら、なんとも感じていないようなそぶりで、さわーっと触らせてくれます。
それでもお腹をぷにぷにしたりするのは、やはりあまり好まないので、あまり撫でない方がいいです。
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