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なぜ夜になるとドタバタ運動会するの?猫の本能からくる理由と止め方

      2017/04/09

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ばたばたどたどた!夜になると急に猫たちがいっせいに暴れ回る日があります。

うちは毎日ではないのですが、3日に1度はありますね。

1匹が暴れはじめると、つられたように他の2匹も暴れだすで「運動会」と呼んでいましたが、猫飼いさんたちの間でも同じように呼ばれていますね。

本当にこの光景は真夜中の大運動会です(^^;)

なんでこんなことするんだろう?と思っていたら、実はこれ猫として本能的な理由があったんです。

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猫が突然運動会を始める理由

それは猫の本能である「狩猟本能」スイッチがオンになった瞬間です。

猫はもともと野生ではネズミなどを狩りして暮らす生き物です。

でも家猫になると、捕まえても小さな虫くらいで、ネズミを野原で追いかけまわすようなこともありません。

そのため体力が有り余り、それが爆発してしまうんですね。

爆発してしまうきっかけは時間帯に関係していて、主に夜中にスイッチが入る場合が最も多いです。

とくに人間が寝床に入った後図ったかのように運動会し始めるのは、それまで音や動きといった刺激がなくなったことにより、退屈だという刺激を与えてしまうことにより起きます。

次にスイッチがオンになる時間帯は、朝方です。

夜中や朝方は野生の猫が獲物はいないかな?と探し始める時間帯なので、自然とスイッチが入ってしまいます。

 

運動会は遊びが足りないというサイン

運動会は専門用語で「真空行動」といい、その名の通り何もないところで急に暴れだすことを言います。

本当は使うはずのエネルギーを発散することができていないので、それを何もない空間にぶつけて発散させているので、人間から見ると不思議な行動に映るんですね。

猫としてはいない獲物を負っているような、物足りなさを感じているサインです。

だから運動会はできるだけなくしてあげたい行動なんですね。

 

運動会を止める4つの方法

全体的にエネルギーが有り余っている状態なので、そのエネルギーを運動会以外の形で発散させてあげるということになります。

夜中暴れ回ってうるさいので、運動会だけを止めさせたいという魔法のような方法はありません。

猫に他の時間に遊んでもらって、ストレスと体力を発散させます。

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おもちゃで遊んで体力を発散させる

運動会を止める手段として、一番有効なのがおもちゃで猫と遊んであげることです。

実際猫といっぱい遊んであげて、猫がはあはあと息切れするくらい遊んだ日は運動会がなかったのではないでしょうか?

これは狩猟に使うはずだったエネルギーを遊びで消費して、もう疲れた。満足!という状態になったんですね。

猫じゃらしが代表的ですが、お家にあるものでも猫が大好きなおもちゃを作ることができます。

例えばアルミホイルを丸めただけのおもちゃですが、これを転がしてあげるとうちの猫はずっと遊んでいます。

取り合いになるので3匹分、3つ作ってあげないと追いつかないくらいです。

 

エネルギー消費しやすいジャンプできる場所を作る

こんな感じで猫がたくさんジャンプして昇降運動する場所がたくさんあるのが理想的です。

猫は高い場所に登れるものがあれば、昼間人がいないときにでも勝手に運動してくれるので、体力を消費しておいてくれます。

このようなたくさん登れる場所があるキャットタワーも一つ置いておきましょう。

キャットタワーを選ぶポイントは、高さがあることです。

小さいタイプだとテーブルに登ることと変わりないので、人間の頭より高い位置に猫が登れるのを目安に考えましょう。

 

夜は布団で一緒に眠る

猫は夜行性ですが、人間と一緒に暮らしていると夜も寝てくれるようになります。

そこで、夜の運動会をやめてもらうためにも一緒に布団の中で眠るようにすると効果的です。

猫がどこか他の場所で寝ていると勝手に起きだして騒ぎ出しますが、なぜか人と一緒に寝ていると朝まで静かにしているパターンが多いです。

この動画の猫ちゃんは、飼い主さんが寝る準備をするとすでにベッドの上で寝るスタンバイをしているそうですw

これでは人が寝るスペースを確保するのが大変そうですね。

 

ヒーリング音楽で眠らせる

YOUTUBEで10万回以上再生されている、猫用ヒーリング音楽です。

音楽の専門チームによって作られた、まさにプロの音楽です。

眠る30分ほど前からかけておけば、眠るころには猫もうとうとしており、邪魔されることなく睡眠をとることができます。
 

運動会を見守る

上記の3つの方法と比べると消極的な方法ですが、運動会が収まるのをただ待つというのも一つの手です。

運動会は通常短いと10分、長くとも30分~40分で終わるのが一般的です。

その間は耳栓をしたり、音楽を聞いたりなど運動会が終わるのを割り切るということもできます。

時間がたてば、また元の静かな猫に戻ってくれます。

 

 

 

深夜2:00の猫運動会

深夜2:00はきついですね(^^;)

猫によっても夜中いつ運動会が起こるかは、個体差があります。

1匹が運動会を始めると、他の猫もつられて大運動会に発展するんですね。

このときうるさいからといって叱っていいのかというと、猫側から見ると、本能的な当たり前の行動をしているだけなんです。

だから叱られても「?」となり、いったいなんに怒っているのか分かりません。

いたずらや悪いことをしたという意識がないので、例え運動会の犯行現場を抑えて叱っても意味がありません。

なので叱るより、猫がどうしたらその有り余った体力を消費できるか、ということに着目してみましょう。


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