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猫の鼻血は病気の緊急サイン!考えられる原因と対処法について

      2016/04/28

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鼻血というと、人間ではあまり珍しいものではありません。

サッカーボールが顔にあたったり、辛いものを食べたり、興奮すると鼻血が出ることがあります。

しかし、猫の鼻血ってあまり見たことがありませんよね。

じつは、猫にとって鼻血は危険な病気のサインで、健康状態が優れない、何らかの病気にかかっている可能性が高いサインです。

鼻血はどのような原因が考えられるのか、猫の病気や対処法をご紹介します。

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猫は鼻血を出す生き物ではない

まず、猫の鼻血について最初に理解して頂きたいことは、「猫は鼻の構造的に、ほとんど鼻血を出すことはない」ということです。

これは犬などの動物にも言えることですが、人間は鼻血がとても出やすい生き物です。

人間以外の動物というのは、ほとんど鼻血がでることは基本的にないんですね。

 

そのため、猫が鼻血を出したら、軽く考えずに、まずは何らかの病気があるとうい疑いを持ちましょう。

鼻に見えるほどの傷があれば、傷ついてできた出血ですが、多くの場合、鼻血は病気の初期のサインです。

鼻血は不幸中の幸いなことに、まだ病気の中では初期に見られる症状の場合が多いです。

このとき、鼻血が出たことを重視して病院で綿密に検査してもらえば、病気の早期発見に繋がります。

そのため、明らかに外傷だと判断できる以外は、とりあえず鼻血が出たら動物病院へ連れて行くことが、猫の命を守る重要なポイントになります。

 

猫の鼻血チェック

鼻を触ったり首を振ったりするか?

鼻血の原因が鼻をどこかにぶつけたり、喧嘩した場合、しきりに鼻を触ったり、首を振ったりという動作が見られます。

あまり深くない傷の場合なら、1回だけ大量に出血した後すぐに鼻血は収まります。

傷が深かったり、免疫力が落ちている猫の場合は、その後何度が1回目より少ない鼻血を出すことがあります。

 

鼻血が出るのは1回きりか、継続して出るか

1度だけ鼻血が出る場合は、鼻の内側が傷ついている、外傷の出血が考えられます。

継続して出血する場合は、病気の可能性が高いです。

 

鼻血が出る量は少量か、大量か?

何らかの病気による鼻血の場合、少量の鼻血が長期的に出血する場合が多いです。

 

普段から鼻水は出ているか?

鼻炎の猫の場合は、免疫力が低下して鼻血を引き起こしている可能性があります。

鼻水に粘り気があったり、加えてくしゃみをするようなら、慢性副鼻腔炎が考えられます。

 

食欲があるか?

この場合は、鼻血と鼻水が同時に出ている場合が多いです。

猫は食べ物の匂いを頼りにご飯を食べるので、鼻が詰まった状態では食欲がなくなってしまいます。

食べれないことで元気がなくなるので、熱も出てくる場合は、クリプトコッカス症の疑いがあります。

 

鼻血は片方だけから出るか?

鼻血が両方から出る。今日は右で、昨日は左から鼻血が出ていた。

このような場合は、鼻血の原因が悪性の癌、腫瘍ではない可能性が高いです。

鼻血が片方の鼻からしか出ないという場合は、癌・腫瘍の可能性があります。

また、このときは黒っぽい鼻血が出ることが多いです。

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猫の鼻血への原因と対処法

外傷が原因の場合

本気の猫の喧嘩は、相手の急所である目をまず狙います。

そこで、爪がそれて鼻に傷を作ってしまうことがあります。

また、室内飼いでもお家の中にある尖った物、ハンガーや傘、シャーペンなどで鼻を傷つける場合があります。

このような鼻の内部が傷ついている鼻血は、大抵の場合自然に数日で治ります。

 

してはいけない対処法として、人間のように鼻にティッシュや綿棒などを詰めてはいけません。

猫の場合、息をする軌道を確保できなくなってしまいます。

鼻血が止まった後も、猫がしきりに鼻を気にするようなら傷口が痛んだり痒いというしぐさです。

鼻血が止まらないようなら、猫の免疫機能が低下して、血を凝固させる力が弱まっているというサインです。

 

この場合は、感染症の危険も出てくるので病院で治療してもらいましょう。

ちなみに、外傷で鼻から血が出ているときは、鼻の外側に傷がつき、そこから血が出ていることが多いです。

これは、鼻血ではなく、普通に鼻が傷ついた外傷になります。

鼻血を拭いてあげると傷が見えるので、よく観察してみましょう。

 

クリプトコッカス症

主にハトやハトのフン、止まり木からクリプトコッカス菌が感染します。

これは猫以外の、人間にも感染する細菌のため、猫から人へクリプトコッカス菌が感染するケースもあります。

ただし、人間の場合はほとんどの人が免疫でカバーできるので、猫より発症率は低いです。

通常の健康な免疫力を持っている猫は、菌に触れても感染する確率は低いです。

猫エイズウイルスや、免疫力が低下している状態。子猫や老猫などは、感染率が高くなります。

 

クリプトコッカス症の症状

症状は、まず鼻水が出るようになり、鼻に肉芽腫ができるようになります。

症状が悪化してくると、下部気道にまで感染してしまい、肺炎引き起こす場合もあります。

目も腫れあがるようになり、顔全体が膨れてしまいます。

鼻水と鼻血が出て、まだ腫れが出ていない状態なら軽症の状態です。

できればこの段階で見つけられるといいですね。

 

肺クリプトコッカス症の治療法

治療方法は、肺クリプトコッカス症の場合は、軽症段階なら治療せずとも治ります。

しかしそれ以外の場合は、自宅療法だけでは治せないので、必ず病院へかかりましょう。

とくに、猫エイズウイルスにかかっている猫は重症化しやすいので、鼻血には気を付けてあげましょう。

予防策としては、やはり外に出さず完全室内飼いにして、病原菌の元であるハトなどと接触させないことが重要になります。

そのため、家猫はクリプトコッカス症の発症率は低いです。

 

副鼻腔炎

猫が鼻血を出す理由として最も多く考えられるのが、副鼻腔炎です。

副鼻腔炎は鼻炎のような症状が出て、鼻水がずっと止まらないという病気です。

主に、子猫の頃環境からのストレスから上部気道感染症にかかり、慢性副鼻腔炎を発症するという原因が主です。

 

ペルシャ、ヒマラヤン、シャムの種類の猫は、発症率が高くなります。

副鼻腔炎は治りにくく、そのため一生鼻水やくしゃみが治らなくなってしまいます。

副鼻腔炎は、通常の状態なら少し鼻水やくしゃみが出るだけで、それほど心配することはありません。

 

しかし、猫がストレスを受ける状態にあると、免疫力が低下し、他の病気を引き起こしやすくなります。

膿性の鼻汁が溜まるようになり、それにより蓄膿症になってしまうことがあります。

症状が悪化すると鼻先に触れると熱を感じ、また痛がるようになります。

 

副鼻腔炎の治療法

治療法は、まずは内科療法を病院で試してみます。

それで症状が収まらない場合は、鼻の洗浄によって治療することができます。

発症してしまうと家庭内では治療法がないので、発症する前の予防が大切です。

1年に1度のワクチン接種で防げる確率が高まるので、ワクチン接種は必ずするようにしたいですね。

予防接種のワクチンはどれを受ければいい?効果や副作用、費用について

鼻腔内腫瘍

猫の鼻血として、最も避けたいんのが、腫瘍やガンです。

症状としては、初期症状で鼻水と鼻血が出て、同時にくしゃみもします。

風邪のように見えるので軽く考える飼い主が多いですが、鼻血だ出ているということ自体を異常だと捉えましょう。

 

また、腫瘍の分かりやすい特徴として、鼻血が片側からのみ出ることが多いです。

症状が進行していくと、鼻の骨が溶けて、顔が少しずつ変形していきます。

鼻がきかなくなり食欲もなくなるので、体重の減少も見られます。

鼻で腫瘍が見つかると、ほとんどの場合は悪性です。

 

鼻腔内腫瘍にかかりやすい傾向として、10歳前後の老猫に多く見られます。

老猫で発症すると、免疫力も低下しており、全身麻酔を使った手術にも耐えられない場合があり、そのためにも早期発見が重要になります。

 

鼻腔内腫瘍の発見法

鼻腔内腫瘍は顔の変形が明らかになるまでは、まずは他の病気である副鼻腔炎などの治療から始めます。

というのも、鼻腔内腫瘍は大掛かりなCT・MRI検査をしないと、病気を発見できないためです。

全身麻酔になるので、費用的にも10万円ほどはかかります。

 

鼻腔内腫瘍の治療法

初期に発見できれば、内科療法や放射線治療で治療することもできます。

中期に発見されると、全身麻酔を使った手術が必要になります。

手術が必要なレベルになると、鼻という手術が難しい部分なため、腫瘍が完全に切除できないという場合もあります。


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