リラックスしてる?警戒してる?座り方でわかる猫の気持ち
2017/04/09
猫は体が柔らかいので、観察しているといろいろな種類の座り方をしています。
猫の定番の座り方といえば、前足をきゅっと折りたたんで、体の下に差し込んでいる「香箱座り」が有名です。
これを人間がやってみると体勢的に無理がでて苦しい体制ですが、体の柔らかい猫だからできる座り方だといえます。
猫は座り方にそのときの気持ちが反映され、リラックスしている、警戒しているなどの気持ちが分かります。
猫がどのような種類の座り方をしているかチェックしてみましょう。
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香箱座り
http://matome.naver.jp/odai/2135055447220992801
猫の座り方として最も知られている香箱座り。
猫の絵を描く場合も、まずこのポーズをイメージする人が多いようです。絵に描くには少し難しいですけどね。
香箱座りしているときの猫の気持ちは、とてもリラックスしている状態です。
この座り方は重要な部分である前足を体の下にしまってしまうため、とっさの危機がおとずれたとき、すぐに避けたり攻撃をすることができません。
そのため、全く危険がない。安心していられる環境だと猫が感じている証拠です。
家猫はこの座り方をしていることをよく見かけますが、野良猫などではあまり見られないのはそのためです。
体を横にした座り方
http://matome.naver.jp/odai/2135313841626044201/2135313852826071503
体を横に倒して、前足と後ろ足を同じ方向に投げている座り方。
これも最も見られる座り方の一つです。
これは眠る一歩前の体勢で、うつらうつらしているときに見られる座り方です。
猫の気持ち的には「眠いから寝ようかな。でもまだ起きていたいな」と、現実と睡眠の中間にいるような感じでしょうか。
猫の眠りはとても浅いので、このリラックスでき体的にも楽な体制のこの座り方が多くなります。
しっぽ巻き座り
http://plaza.rakuten.co.jp/soamama244/diary/200911190000/
長いしっぽを体に巻きつけるようにしている座り方。
しっぽが短い猫が多い日本猫では見ることができませんが、洋猫はしっぽが長い猫が多いので、この座り方をみることができます。
しっぽを体に巻きつけるのは、警戒心が強い猫にみられる特徴です。
しっぽを体に巻きつけて、ガードしているような形です。
また、しっぽを足に巻きつけることで、足跡や足の匂いを消す効果もあるそうです。
一概に緊張しているというわけではなく、野生の緊張感を残した名残だといえます。
おやじ座り
http://matome.naver.jp/odai/2133530215123911201
あまり見かけませんが、ときに人間のおやじのような座り方をする猫がいます。
うちの猫でいうと、やはりオスで最もおやじに近い茶トラのハルくんが唯一おやじ座りをします。
これはぼうっとした性格の猫に多いようで、お腹の毛づくろいをしていて、そのままこの体制で座っていることが多いようです。
「毛づくろいなめなめ~おっ案外この座り方気持ちいいぞ?」とフリーズするようです。
猫はこの体制でずっと座っていられるほど体の芯が強くないので、あまり体を落ち着けることができません。
椅子など固定された場所でおやじ座りをすれば長い時間でも座っていられますが、あまり長時間目にする機会はないレアな座り方です。
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面白い猫の座り方
えっ猫人間!?
http://i2.wp.com/happyeveryday.biz/wp-content/uploads/2014/07/25d23db9-s.jpg
目を疑いたくなるような白くひょろりとした猫さん。
とっても綺麗にまっすぐ座られていて、もはやどこぞの貴族かと身構えてしまいますw
「何かおかしなことでもありますかにゃ?」
というほど、画像を見る限りでは白猫はこの座り方をマスターしているようです。
レアな座り方
http://www.lifebuzz.com/sitting-cat/
非常に珍し座り方をしている猫。
あまりのレアさにコラ画像が多数つくられています。
猫的にこんな座り方できるの?と試しにうちの猫にさせてみようとしましたが、お尻をつけて膝を立てることができませんでした。
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