猫の抜け毛時期を把握して家中毛だらけになる前にブラッシングしておこう!
2018/01/24
猫は可愛いんだけど毎年猫の抜け毛の時期が来るのが憂鬱…そういった声がよく聞こえてきます。
たしかに猫の抜け毛はものすごくてその時期が近づくと気分も滅入ってくることでしょう。
そうなる前にしっかりとブラッシングしてあげると大丈夫ですよ。
今回は、猫の抜け毛の時期についてをご紹介します。
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猫の抜け毛の時期は決まっている?
「猫の毛って抜けすぎない?」 そんな声をよく耳にします。
実際にはどうなのでしょうか。
猫を飼っていると猫の抜け毛の多さが気になりますし、その時期がいつになるのかも飼い主にとっては頭の痛いところでもあるのです。
猫によって差はあるものの、猫の抜け毛の時期というのは決まっています。
具体的には、猫の毛の生え変わる時期というのは、一年のうちでも春すぎと秋の2回です。
「2回もあるの?」と思う人も少なくないでしょう。
一気に抜け落ちるわけではないので、年中猫の抜け毛に悩まされているという人もいると思います。
この時期は「換毛期」と呼ばれています。
季節の変わり目にうまく対応するため毛が生え変わるのです。
春すぎの季節は、夏に向かって気温が高く、そして湿度が上がって蒸し暑くなるので、冬に防寒の役割をしていた長めの毛が必要なくなるので、短めの毛が生えてくるのです。
対して秋はというと、だんだんと気温が下がってくるので、短い毛の代わりに長めの毛が生えることで体を寒さから守るのです。
そのために長い暖かい毛に生え変わるとされています。
完全室内飼いの猫には例外も
外で生活している俗にいうノラ猫は換毛期は2回ではっきりしています。
しかし、完全室内外飼いの猫となると状況は違ってくるようです。
室内飼いの場合は、部屋の中の気温の差があまりないので、そこで過ごしている猫にとって換毛期はあまり関係がありません。
そのため、1年中毛が生え変わらないというのならいいのですが、反対に一年中換毛期の猫もいるのです。
ですから、室内飼いの猫であっても毛が生え換わらないということはありません。
むしろ、時期に関係なく毛が生え替わるような猫もいるので猫の場合は、時間さえあればブラッシングをしてあげるようにしましょう。
室内飼いの猫の場合は、常に丁寧にブラッシングしてあげることで抜け毛対策をしっかりしてあげることが大切なのです。
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猫の毛には成長期がある
人間の毛と同じように、猫の毛にも成長のサイクルがあります。
そのため、成長期を過ぎた毛は抜けて生え変わるのです。
猫の毛は見て分かるように、人間と比べても密度が濃くびっしりと生えているので、その分抜ける毛も多くなるのです。
そのため、猫とコミュニケーションをしていて背中などを撫でてやるだけでも毛が抜ける場合があります。
前述したように猫の換毛期は年に2回なのですが、室内外の場合は時期に関係なく毛が抜けて生え替わりを行っています。
言うなれば一年中緩い換毛期となっている猫もいるのです。
ストレスで毛が抜ける猫も
人間よりも動物のほうがストレスを感じやすいとされています。
猫も同じで、環境が変わることでストレスを感じることが多いようです。
また、猫を飼っているとわかるように自由気ままに行動します。
その行動が制限されると途端にストレスを感じてしまうのです。
そして、発情期に交尾できないなどの場合もストレスを感じるようです。
その場合は、ホルモンバランスが崩れて抜け毛がひどくなるようですし、ストレスを感じることで多くの毛が抜けることがわかっています。
ストレスで毛が抜けるのは、人間の円形脱毛症に近く、ある特定の場所だけごっそり抜けてしまうこともあるそうですから、その場合は生活環境の見直しなどを行うようにしましょう。
猫の場合は、長毛種の場合は特に抜け毛が激しいことが多いです。
一方で毛がまったくない、あるいは少ない種類の猫も存在します。
換毛期は春と秋の2回ですが、それに関係なく毛が生え換わるのが最近の傾向のようです。
常にブラッシングするのも大変ですが、これもコミュニケーションの一環として習慣づけたいものですね。
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