猫から異臭が!?猫の臭いを根本からキレイにする方法
2017/04/09
猫は動物の中でも臭いが少ない動物で、その点も人間と共同していく上でペットとして飼いやすい点の一つといえます。
「いいや、猫を飼っている友達の家に遊びに行ったら、臭いがした!」
ということはもちろんあります。いったいその臭いの原因は何なのか?
猫と一緒に臭いなく、清潔に暮らすための方法をご紹介します。
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猫が臭いのは2つの原因がある
普通の健康な猫は、一緒の布団で眠れるくらい無臭です。
わたしも猫が顔の真横で寝ていますが、それでも何の匂いもなく眠れています。
猫が異常な臭いを発生させる原因は2つです。
・猫が何らかの体調不良、病気にかかっている
・猫の住んでいる環境が悪い
大きく分けるとこの2つの原因に分けられます。
体調不良や病気で、口臭やお尻から、あるいは体中から臭いが発生するものがあります。
腎臓機能低下で尿のアンモニア臭が強烈になったり、歯周病で口臭がしたり、皮膚病で体が腐ったような匂いがするなど、原因は様々です。
もう一つの猫の住んでいる環境が悪いことは、飼い主のお世話の仕方に問題があると考えられます。
トイレを綺麗に片づけていなかったり、猫が汚れても体を拭きもしない。
そのような猫を飼う上で当たり前の事ができていないと、綺麗好きな猫といえども臭ってきてしまいます。
きちんとした知識を持ち、お世話をすれば、猫は一緒に暮らしやすい動物です。
猫を飼っているお家が臭い原因
猫を飼っている人の家に訪れて臭い。
その臭いの大抵の原因が、猫のトイレに原因があります。
臭いが少ない猫といっても、さすがにトイレは片付けないと臭います。
また、トイレが綺麗だったとしても、きちんと猫砂を処理しなかったり、トイレ自体が汚いと臭いは残ってしまいます。
トイレ以外の場所で粗相をしたことがある場合も、回数が多いとその臭いは家全体に少しずつ蓄積されていきます。
そこに住んでいる人は毎日のことなので気づかずとも、猫が粗相をしたときはしっかりと臭い処理をすることが大切です
トイレ以外の場所で粗相されたときの掃除方法
猫の尿やフンは水や洗剤で拭くくらいでは完璧に臭いを取りきることはできません。
とくに猫は人間より鼻がいいので、自分の臭いがそこに残っていると、またそこで粗相をしようとします。
これは猫の本能的な習性なので、「ここはトイレではない!」と教えるために、徹底的に臭いを拭き取らなければなりません。
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粗相の掃除方法
①まずティッシュやぞうきんで粗相をふき取る
②お湯を沸かして、粗相した場所にお湯を注ぐ
③お湯をふき取る
④お酢を薄めてスプレーに入れ、霧吹きのようにかける
これは科学的に臭いを取る方法で、尿はアルカリ性、お酢は酸性なので、尿を中和して臭いの元を取ることができます。
⑤消毒用アルコールを吹きかけ、ドライヤーで乾燥させる
消毒用アルコールがなければ、酒をスプレーにしてもいいです。
猫を飼っているとこの場面以外にも消毒用アルコールは必須なので、用意しておくといいですね。
粗相を簡単に掃除できるバイオミックス
簡単にお掃除できるのがこの、自然の力を利用して臭いを除去する「バイオミックス」。
拭き掃除をした後、このバイオミックスを100倍の水で薄めて吹きかけておくだけで、臭いを完璧に除去することができます。
また、バイオミックスを容器に入れてアルミ箔で蓋をして家の中に置いておけば、それだけで猫の臭いを除去してくれます。
家では一部屋に一つ置いています。
猫を飼っていても「あっ猫飼ってたの?全然気が付かなかった」と言われることがあるほど、臭いがなくなるのでとても助かっています。
体を清潔にしよう
猫は殺菌成分がある自らの唾液で毛づくろいをして体を清潔に保ちます。
しかし、舌が届かない部分や顔などは、臭いが残りやすくなります。
多頭飼いの場合は毛づくろいしあうので軽減されますが、一匹の場合はとくにお手入れしてあげる必要があります。
泥だらけになったりという特殊な場合以外、猫は極力シャンプーしないようにしましょう。
猫は体を水で濡らすことが強いストレスになるので、日頃から体を汚させない。
また、コツコツとお手入れをしてあげる事で、臭いを防ぎます。
体と顔のお手入れ方法
①電子レンジでおしぼりを作ります。
②ぬるいくらいの温かさのおしぼりで、体全体をふきます
③最後に顔を軽くふきあげます。
水のいらないシャンプー
臭いが少し気になる、お尻にフンを引っ付けてしまったので、部分的にだけシャンプーしたいという場合は、水のいらないシャンプーがおすすめ。
材料が食べてもいい材料だけで作られているので、お湯で流す必要がなく、猫が水に触れるストレスをなくすという画期的なアイテムです。
わたしもこの水のいらないシャンプーの存在を知ってから、猫のお手入れが楽になりました。
猫の口臭
とても臭いに気をつかっているお宅の猫でも、唯一ここだけは臭い!ということが多いのが、口臭。
ほとんどのご家庭で猫の歯磨きをする習慣はないので、猫の80%以上は、一生の内に歯周病などの歯のトラブルを引き起こすとされています。
猫があくびすると、「うっ!」となるくらい臭いならば、歯磨きをしていないのが原因です。
猫の口臭対策は以下のページをご覧ください。
猫の口臭対策!2か月で歯石を除去するスプレーから予防法まで |
ご飯を消臭タイプに変えてみる
スーパーなどで安価に売られているキャットフードは、ほとんどが臭いがきついものが多いです。
猫がよく食べるようにと、体に悪い成分を入れて、猫が食いつくようなきつい香りを漂わせているのが原因です。
うちではキャットフード自体に臭いの防止効果があるご飯を与えていますが、与える以前と比べるとそのフンの臭いの差は歴然!
やはりオーガニックを使用しており、消臭効果を売りにしているものがおすすめです。
うちの猫にはこのシンプリーキャットフード
をあげています。
猫の体に優しいオーガニックフードなのに、サーモンをふんだんに使用しているので猫もおいしそうに食べてくれます。
猫が臭いが少ない理由
わたしは犬とハムスター、インコを飼ったことがありますが、断トツで猫が臭いは少ないです。
動物の中でも猫はきれい好きで、本能的に清潔に保つ仕組みが組み込まれています。
猫の唾液には消臭作用がある
猫は起きている間しょっちゅう毛づくろいをしています。
猫の唾液には殺菌効果と消臭パワーがあり、体中を舐めることで毎日清潔を保っています。
お風呂に毎日入っているようなものなんですね。
自分の臭いを消して獲物を仕留める
猫は積極的に狩りを仕掛ける動物ではなく、獲物を待ち伏せして仕留めるという習性があります。
そのため、獲物に自分の臭いを嗅がれて察知されるのは防がなければなりません。
そのため、猫は自分の臭いを無臭に近づけるために綺麗好きな習慣が身についたと言われています。
また、猫が出す猫フェロモンも無臭で、普通にしていれば何の匂いも発生させません。
物を避ける習性
犬などは散歩中でも水たまりを踏んだり、他の犬のトイレを踏んだりと何も気にせず進みます。
しかし猫は、物の間をぬうように歩き、水溜まりや落ちてある物は踏まないように進む習性があります。
部屋に散らばったコード類なども、足の踏み場もないほどなのに上手に踏まずに歩きますからね。
そのように、汚い物を踏むということが少ないので、汚れることが少ない動物です。
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