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最後の時間を一緒に~猫の葬儀の流れ。立ち合い火葬の場合~

      2017/04/09

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「最後のお別れを一緒に。猫のペット火葬4つのプランとその費用について」では、猫のペット火葬についてお話しました。

今回は猫の葬儀の中でも、猫の最後の瞬間を一緒にお見送りできる立ち合い火葬についてご紹介します。

わたし自身その葬儀の存在を知って、もう4回ほど利用させて頂きました。

最後の瞬間はとても悲しいですが、人間と同様にしっかりと最後のお別れができるので、心の整理を一つつけることができます。

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最後まで愛猫と一緒に・・・立ち合い火葬

ペット火葬には主に立ち合い火葬、個別火葬、合同火葬、訪問火葬の4種類があります。

わたしは立ち合い火葬しか利用したことがありません。

立ち合い火葬は飼い主や家族が葬儀場まで訪れ、お坊さんにお経をあげてもらい、猫の旅立ちを尊ぶことができます。

いつもお世話になっているお坊さんの言葉で、とても印象に残った言葉があります。

 

「猫は食べて寝て食べて寝てを繰り返して、な~んにもしてないように見えます。

でもそれが猫の仕事であり、それを全うできた猫はとても幸せな人生を送ることができたんですね」

お経が終わった後に、猫に纏わる素晴らしいお話をしてくれるのですが、最愛の猫をここで火葬することができてよかったな、と思います。

 

まだ猫の最後に立ち会ったことがない飼い主さんは、猫がまだ元気なときだからこそ、最後の瞬間をどのように迎えるか、その前に考えておきましょう。

最後に、「よく頑張ったね。ありがとう。さようなら」といえるように、猫を見送ってあげたいですね。

 

お葬式の流れ

葬儀社へ葬儀の申し込みをする

まずは葬儀社へ電話で立ち合い火葬の申し込みをします。

動物病院で紹介してもらえる場合もあります。自宅から探す場合はネットが便利です。

葬儀社に猫を預けるまでは、猫をタオルでくるんだり、段ボールに安置しておきましょう。

良い葬儀業者の選びかたは、以下にまとめています。

最後のお別れを一緒に。猫のペット火葬4つのプランとその費用について

 

猫を預ける

猫を預ける方法は2パターンあり、飼い主が猫とともに葬儀社へ行く。

葬儀社が引き取りにくる。ものがあります。

うちでは葬儀屋さんに車で迎えにきてもらい、猫を引き取りにきてもらうと同時に、わたしたち家族もその車に同乗して載せていってもらいます。

このとき、一緒に火葬したい物を持っていきましょう。

 

一緒に火葬できる物

葬儀社によって細かく一緒に焼ける物は違うので、事前に確認しておきましょう。

一般的に一緒に火葬できるものは以下。

・猫の写真
・お手紙
・首輪
・お花
・ドライフード(ウェットフードは不可)

 

一緒に火葬できない物

・化学繊維
・毛布類(ダイオキシンが発生するため)
・ガラス
・金属類
・ビン

猫が愛用していたおもちゃや毛布などを一緒に焼けないのは悲しいですが、これには理由があります。

焼いた物が骨に付着してしまい、骨が偏食したり、時間がかかってしまうことがあるためです。

こうなると綺麗な状態に骨を焼くことができず、黒く色づいたり、骨がボロボロになってしまうことがあります。

 

葬儀開始

葬儀場へ到着したら、お葬式の準備が整い次第、葬儀の開始となります。

お坊さんがお経を唱えてくれて、きちんとした葬儀が行われます。

ここで棺が完全に閉じられるので、猫の顔を見られるのはここが最後となります。

お花を入れたり手紙を入れたりと、猫に最後のお別れを告げましょう。

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火葬開始

葬儀が終わると、火葬が開始されます。

火葬中は家族は待合室にて待機します。

標準的な体重な猫の場合、火葬時間は1時間~1時間30分ほどになります。

わたしがお願いしている葬儀社は、個人経営なので火葬場もあるという環境なのに、猫がたくさん飼われています。

葬儀場や待合室にも姿を出して、猫を尊ぶ優しい時間を感じさせてくれます。

 

お骨拾い

火葬が終わったら、次はお骨拾い。

分かっていたことですが、その姿は変わり果てていて、また涙が出てきてしまいます。

骨壺に一つずつ骨を収めていきます。

骨壺は事前に選べることも多く、わたしはいつも猫の体の色に近い骨壺を選んでいます。

これで全ての葬儀は終了となります。

葬儀全体の時間は、お葬式から火葬まですべて合わせると2時間ほどかかる目安となります。

 

猫の遺骨はどうする?

骨は主に3種類の方法で安置されます。

・返骨希望して自宅に持ち帰る
・納骨堂へ安置を希望する
・ペット霊園に安置する

骨は希望すれば個別に安置されますが、合同火葬などの場合は骨も合同で安置されます。

わたしは猫とずっと一緒にいたいと思っているので、自宅に骨を持ち帰って祭壇に飾っています。

自分の寿命が尽きた時に、一緒にお墓に入れてほしいなと思っています。


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