これって猫アレルギー?目・のど・鼻・皮膚の症状と対策
2017/04/09
猫アレルギーもハウスダストも花粉も小麦もアレルギーを持っている管理人です!
こんなにたくさんのアレルギーを持っていても、病院での治療と生活でできる対策で普通の暮らしを送ることができています。
猫アレルギーの症状の度合いは人それぞれですが、具体的にはどのような症状が出るのでしょうか?
3匹の猫と猫アレルギーとともに生活している管理人の体験談を交えながらご紹介します。
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猫アレルギーの原因
アレルギーとは、それに対して体が過剰に反応してしまうことを表します。
持って生まれた体の特長で、生まれた時から猫アレルギーがある人もいれば、途中から猫アレルギーを発症することも多いです。
わたしも猫を飼いだしてから2年目ほどに猫アレルギーを発症しましたが、それまでは猫に触っていてもなんともありませんでした。
これは、人間にはみんなそれぞれ、アレルギーに対しての許容量というものがあります。
一つの箱をイメージしてみて下さい。
みんなそれぞれ小さい箱、大きな箱と要領の違う大きさの箱を持っていて、それがその人の一生におけるアレルギーを受け入れられる大きさです。
小さな箱を持っている人が、猫を飼い始めるとすぐに要領がいっぱいになって、箱から溢れだしてしまいます。
大きな箱を持っている人が猫を飼うと、箱が大きいため要領がすぐにはいっぱいにならず、猫アレルギーを発症しにくくなります。
それでも、猫を長年飼っていて長時間接していれば、大きな箱を持っている人でも、猫アレルギーを発症する日はくるかもしれないのです。
これは猫アレルギーだけでなく、全てのアレルギーに対しての現象です。
猫アレルギーは8種類の成分から発症する
猫アレルギーの元となる物質アレルゲンは、現在8種類が確認されています。
成分はセクレトグロビン、アルブミン、シツタチン、アルブミン、IgA、IgM、リポカリン、ラセリンと呼ばれています。
猫の毛やフケ、唾液やホルモンなど、様々なところからアレルゲンは検出されます。
とくにセクレトグロビンは猫アレルギーの患者90%に確認されていて、猫に触ったら痒いという場合は、とりあえずこれが疑われます。
セクレトグロビンは猫の脂腺から分泌されるので、猫の体中から溢れているということです。
とくに毛や顔周りにはその成分が付着しやすく、避けるに避けれないアレルゲンです。
猫のアレルゲンはとても小さい
猫アレルギーの元となるアレルゲンは、他のアレルゲンと比べると大きさが小さい物が多いのが特徴です。
そのため空気中にふわふわと舞い上がり、掃除をしても全てのアレルゲンを除去するのは難しいです。
カーペットの隙間にも入り込みやすいため、フローリングカーペットなど隙間がなく掃除しやすいタイプがおすすめです。
ノンホルマリン ウッドカーペット 江戸間6畳 260x350cm ベーシックカラー オーク 水性塗装
あまりにも小さいため、猫を飼っていない人のお家から猫アレルゲンが発見されたり、猫がいないはずの南極大陸でも発見されたことがあるそうです。
空気中を伝い遠い場所まで移動したり、人に付着して様々な場所に移動しているということですね。
猫アレルギーの症状
目の猫アレルギー症状
・目の痒み
・まぶたの腫れ
・目が充血して涙が出る
何かの症状に似ていると思いませんか?そう、花粉症です。
じつはこの治療法は花粉症と同じ治療を用います。
目をこすると余計に悪化するので、水で洗い流したり蒸しタオルを目にあてましょう。
鼻の猫アレルギー症状
・鼻水
・くしゃみ
・痒み
鼻は分かりやすい症状で、猫アレルギーが軽度でも発症しやすい症状です。
夏は大丈夫でも冬になると鼻水が出るという場合は、冬場の乾燥が原因です。
空気が乾燥するとアレルゲンが飛びやすく、冬場はとくに乾燥しないように注意したいところです。
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のどの猫アレルギー症状
・イガイガする
・痒み
・咳
・痛み
・息切れ
猫アレルギーの中でもっとも注意したいのが、喉の症状です。
軽度の場合は喉に症状が出ることは少なく、ある程度の中~重度の猫アレルギー患者が喉に症状が表れます。
最初は少し喉が痒くてぜーぜーするくらいだったのが、次第に咳が止まらなくなりやがては喘息や肺炎になってしまうことがあります。
猫アレルギーの中で喉は最も悪化しやすいといえ、慢性的な喘息になってしまう可能性があります。
喉に症状が出る患者は割合的には少ないですが、もし咳や痛みを感じる場合は早めに病院へかかりましょう。
皮膚の猫アレルギー症状
・痒み
・腫れ
わたしも皮膚に痒みが出るタイプですが、これは皮膚科での治療で症状が抑えられています。
他の症状と比べると皮膚の対策は、比較的治療法があるので治りやすい、症状を軽減させやすいです。
しかし猫アレルギーが重度の場合は、猫に少し触っただけで腕が腫れあがり、体がショックを起こしてしまうこともあります。
かかりつけの医師を持ち、自分の症状をよく理解しておくことが大切です。
その他の猫アレルギーの症状
・胸が締め付けられる
・唇に吹き出物ができる
・風邪っぽい
猫アレルギーと間違えやすい症状
・皮膚に湿疹ができる
・皮膚に赤いぶつぶつができる
湿疹はダニやハウスダストが原因だと考えられます。
猫のフケなどは人間の角質に入り込むほど小さくはないので、猫アレルギーとは考えずらいです。
お部屋を綺麗に掃除するなどで症状が緩和されます。
まず野良猫にはほとんどの確率でダニは生息しているので、この症状が出る人は触らないようにしましょう。
お家で飼われているダニのいない猫なら大丈夫という人は、猫自体にアレルギーはない可能性があります。
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