ちょっと待って!猫が首輪をつけるメリットとデメリットを考えよう
2017/04/09
たまに外を歩いている猫で、首輪をしている猫を見かけます。
あっ野良猫じゃないんだな~と一目でわかるので、便利がいいですよね。
野良猫だと思われると最悪保健所などに連れていかれたり、可愛いからと拾って帰られてしまうなんてこともありますからね。
そんな便利な一方で、猫にとって首輪はデメリットも多く含んでいます。
猫に首輪をつけようと思っている飼い主さんは、メリットとデメリットをよく知った上で、またその状況に応じて使うようにしたいですね。
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猫が首輪をつけるメリット
・迷い猫になったとき、首輪で住所や電話番号が分かる
・野良猫と間違われない
・つけていると可愛い
・鈴つきの首輪なら猫がどこにいるか分かりやすい
首輪をつける目的であり最大のメリットである意味は、猫が迷子になったとき首輪をつけていれば、お家に帰れる可能性がぐんと高まることです。
実際に猫がいなくなったときに首輪をしていなければ、いなくなってから3日以内に大規模な捜索をして見つからなければほとんど猫が戻ってくることはないでしょう。
お家と外を行き来している自由な猫の飼い主としては、首輪をつけたい大きな理由になります。
猫が首輪をつけるデメリット
・首輪による事故が起こりやすい
・窒息してしまう恐れがある
・皮膚病を発症しやすい
・慣れていないとストレスが溜まる
・猫自身は鈴の音をストレスに思う
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このようなデメリットが考えられます。
人生の半分以上を猫と一緒に過ごしている猫大好きな管理人だからあえて言いますが、猫に首輪をずっとつけるのは高い危険性が伴います。
それは迷子のときに猫を発見できるという大きなメリットをはるかに上回るデメリットだと思っています。
飼い犬の場合は100%に近い確率で首輪をしてます。
これは散歩に行くときのリードをつける役割もしますし、犬は首輪を嫌がる習性がなく、逆に首輪をつけられることで飼い主に対する愛情と服重心が芽生えます。
しかし猫はというと、飼い主に対する服従の気持ちなんてこれっぽっちももってなさそうですよね(^^;)
まず猫は首輪を嫌がりますし、ストレスが溜まります。
それにより首輪の場所を舐めたりしてそこから皮膚病を発症し・・・ということはよく起こります。
そして何よりまずいのが、首輪による事故が多いことです。
首輪を木や柵にひっかけて宙づりになり、亡くなってしまう猫は少なくありません。
実際にわたしの猫飼い友達さんも、それで1匹失ったという話を聞いてから、そんなことになったら悲しすぎると怖く感じています。
他にも東北地方太平洋沖地震のとき、そこには飼い猫であった猫が野良猫と化してそこらじゅうを歩き回る事態がおきました。
そのとき、なぜか首輪をした猫にお腹に大きな傷を負った猫たちが目撃されました。
これはエサを食べられなくなって痩せた猫の首輪が緩み、首輪がお腹にななめ掛けの状態でかかってしまって、どこかにひっかけて傷を作ってしまったのが原因です。
「首輪の安全性が猫の未来を左右する!おすすめな首輪特集」 |
このような事故が決して少なくないことから、当サイトでは猫に首輪はおすすめしていません。
ただ単に首輪をつけたい、というくらいの気持ちならつけないようにしましょう。
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