猫「人に飼われるとメリットが大きい」と思っている理由

とある猫に対しての実験で、猫は人間にだけある一定の声を出していることが分かりました。

これは猫同士では使われる声色ではなく、人間に甘えてくるときのあの独特の甲高く猫らしい「にゃ～ん(=^･ω･^=)」

あの声は、人間にだけ出しているそうです。

やはりあの声を出すと受けがいいことを、長い歴史の中で悟ってきたのでしょう。

「この声を出せば人間はたやすく餌を持ってくる」と思っているのかもしれません。

このように、猫は人間と共存していくこと、人間を使うことへのメリットを感じているようです。

うちの猫を見ていても、「ああ、この猫らは絶対野良猫とかごめんだと思っているわ」と感じます。

家猫って外に出られないで可哀そう。と思われがちですが、家猫が感じているであろう気持ちを表してみました。

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餌が自動的に出てくる

何よりもまずはご飯に関してのことでしょう。

野良猫は餌をくれるお得意様に出会わなければゴミをあさったり、通行人に食べ物頂戴！と話しかけたり、何かと苦労が絶えません。

お得意さんを見つけたとしても突然ご飯をくれなくなったり、最悪引っ越したりと何かと不安定なご飯事情。

野良猫にとって餌の確保は死活問題ですが、それは人に飼われることで、その日からご飯に困ることはなくなります。

犬と猫がご飯をくれる人間に対して思っていることの違い

犬「この人は毎日欠かさずご飯をくれる。神様に違いない！」

猫「この物体は毎日欠かさずご飯を持ってくる。わたしは神様に違いない！」

確かにこんなこと思ってそうですねｗ

安全を確保できる

野良猫は熾烈な縄張り争いが起こります。

戦いに勝ち縄張りを確保しても、また次なる野良猫が送り出され、その争いは尽きることがありません。

うちの近くは大きな公園があり、猫の餌やりさんもたくさん住んでいるため、猫の楽園のようになっています。

そのため逆に各地から野良猫が集まってきて、夜な夜な激しい縄張り争いが繰り広げられているようです。

そのため季節ごとくらいに猫の顔ぶれが変わってしまうので、こちらとしては少し複雑な心境になります・・・

そしてそんな縄張り争いとは無関係なのが家猫。

日本のお家は狭いスペースとはいえ、猫がくつろぐには十分な大きさです。

夜、猫の喧嘩が始まるとうちの猫は決まって窓から外を眺めて「喧嘩しとるな。やれやれ野良猫は哀れなり」という風に高みの見物をするのが日課となっています。

マッサージ師がいる

猫はたくさん触られるのは嫌いですが、適度に体を撫でられることは好きです。

野良猫はたまに人から撫でてもらえますが、撫で方が下手だったり、嫌いな人から撫でられたりと、何かと思うところがあります。

その点家猫は、自分の好きな触り方をマスターした専属のマッサージ師がいるので安心です。

ちょっと体を撫でてもらって、触りすぎたらちょっと起こればすぐに手をひっこめてくれます。

気持ちいい寝床がある

クッションの上や押入れの中、ベッドの真ん中など猫が好きな寝床は家の中にたくさん存在します。

猫も固い場所ではなく柔らかく、人間が好むような場所を好きになります。

中でも気持ちが良くて安心できるのが、人間の体の上です。

この特等席は柔らかくて暖かくて、たまにマッサージして頭を撫でてくれるところが最高です。

でもたまに動いたり、ときには自分をどかしたりとするところが難点だけどね。

冬は温かい

猫は寒さに弱い動物で、そのため野良猫にとって冬は厳しい季節です。

大体日本猫は短毛なので、最近の日本の冬の寒さはこたえることでしょう。

その点家猫は、ストーブやこたつでぬくぬくと冬の間を過ごし、逆に温かい機械が登場することから「冬大好き！」と思っている家猫も多いことでしょう。

有名な断熱窓のCMでもありましたが「この猫たちは知らない。窓の外がこんなにも寒いということを」ってことですね。

家政婦がいる

いつも餌は自動的に出てくるし、トイレも綺麗になってる。気温の調節もばっちり！

全ての環境が整っているのは、わたしが家猫で、家政婦が全ての雑務をしているから！

猫はそんなふうに考えているかもしれません。

しかしなぜ自分がこんなにも優遇されているのか？それは猫様という神様だからかもしれません。

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猫様に新しいベッドを買ってみた

猫専用の新しいベッドが到着！

サイズ感といいモコモコ具合といいとてもよさそう。

しかし猫様は良い物だからといって、そうそうお気に召されるわけではありません。

まずは害がないか遠目からチェック、そのご前足でふみふみして入念な材質チェックを行い、自分の体に合うかどうか確かめます。

このベッドはお気に召したようで、はれて専用ベッドになったようです。

猫様にマッサージを施す

猫様の体はストレスなんて溜まっていないかのようにこりもなく柔らかいですが、日々のマッサージは欠かせません。

念入りによく筋肉を使用する手足をもみもみ。

気持ち良くなったのか、マッサージ中に眠ってしまっています。

赤ちゃんの猛攻に耐える猫

何やら人間が小さな人間をある日突然我が縄張りにつれてきた・・・・

あまりに小さすぎてわたしのお世話はできないようである。

むしろわたしが世話をしてあげなければならないという状況に。

未来の奴隷育成に向けて仕方がないか、と耐える猫でした(^^)