猫が好きな爪とぎの選び方。おすすめは爪とぎ付キャットタワー!
2017/04/09
最近は猫の爪とぎ一つとっても、色々なタイプの商品がありますね。
麻ポールタイプから、壁立て段ボールタイプ、本物の杉の木を使った爪とぎまであるのには驚きました。
色々な種類があるということは、それだけ猫によって好みの爪とぎに差があるということです。
通常のよく売られている長方形の段ボールタイプの爪とぎでは爪とぎをしてくれないという猫も多く、飼い主さんが困っていることも多いようです。
ここでは猫の好みにあわせた、爪とぎの選び方やおすすめの種類をみていきましょう。
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爪とぎの選び方
爪とぎの種類は色々なアイテムがあります。
一般的な長方形の床に置くタイプ、キャットタワー一体型のタイプ、ゲージ型のタイプなどがあります。
最近は壁タイプの爪とぎなどもあり、たくさんの種類から選べるようになっています。
しかしその分、どのタイプを買っていいか分からず、適当に買ってしまい猫が爪とぎを使ってくれないということがあります。
以下のポイント5点から、猫の性格やお家の特長に合わせた、ベストな爪とぎを選んでみましょう。
猫の好きな材質
爪とぎ選びで最も大切なのは材質です。
猫によって好みがあるので、色々な種類を与えてみましょう。
猫がその日の気分で選べるように、全ての種類を置いておくのも効果的です。
・段ボール
爪とぎの大抵のタイプは段ボールタイプです。
最もポピュラーで、スーパーのペットコーナーでも手に入れることができます。
まず最初は段ボールタイプの爪とぎを与えてみて、猫が気に入ってくれるかみてみましょう。
段ボールタイプを選ぶ時のポイントは、小さく猫が爪とぎをしたくらいですーっと動いてしまうタイプが多いことです。
そのため、重さがある、壁に設置するタイプなど、爪とぎしてもずれないで、尚且つ最低80㎝以上の大きな物にしましょう。
猫1匹につき目安として1か月で1~2回の交換が必要となります。
すぐにぼろぼろになるので、使い捨てだと割り切って使うタイプです。
・麻巻きポールタイプ
最近人気なのが、ポールに麻を巻いた爪とぎです。
ポールに麻を縄状に巻き上げ、その隙間に爪をひっかけカリカリする仕組みです。
非常に耐久性に優れているので、段ボールタイプのように頻繁に買い替える必要がないのでお得です。
うちもこの麻巻きを使用しています。
段ボールの爪とぎでは爪とぎしてくれなかったので、麻巻きに変えてみると、すぐに爪とぎだ!と理解してくれて初日から爪とぎしてくれました。
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麻巻きは柱に巻き付いているので、キャットタワーと爪とぎが一体型になっているタイプがおすすめです。
3階部分に駆け上ってから柱でバリバリと爪を研ぐ快感から、ここで爪とぎをしてくれるようになります。
麻縄は段ボールより耐久性があるので、交換目安としては半年ほどは大丈夫です。
家ではちょっと面倒なので、1年ほどボロボロになった頃に交換していますが、それでも爪とぎの役割は十分です。
爪とぎの修理・補修
麻縄タイプは補修ができるので、キャットタワー自体を買い替える必要はありません。
一度キャッタワーを分解して、柱から麻縄をほどいて、新しい麻縄に交換してあげればずっと使用できます。
用意する物
新しい麻縄
レンチ(六角レンチが多い)
ねじ回し
ステップルか釘
ハンマー
①ポールについているネジを外す。大体六角ナットが使用されていることが多いです。
②ポールだけを取り外し、補修したい箇所とまだ使える部分を決める。
まだ使える部分と、補修したい部分の境目にステップル、あるいは釘を打ち込む。
※全て張り替える場合は、②の工程は省略します。
③補修したい麻縄をほどく。タッカーなどの留め具が数か所止めてあるので、丁寧に剥がしていきます。
これは後から再利用もできるので、できるだけ丁寧に外します。
④接合部分に新しい麻縄を巻く。巻きはじめる初めの部分は始点から2センチほど開けて、2か所留め具を打ち込みます。
⑤隙間ができないようにポールにくるくる麻縄を巻きつけ、たまに下に押し込むようにぐっぐっとします。
5巻したあたりのところで、定期的にハンマーで留め具で止めます。
③で外したタッカーがまだ使えるようなら、これを再利用します。
⑥最後に巻き終わった終点部分2か所を留め具で止めたら張替完成です!
・本物の木
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数は少ないですが本物の木材を使用した爪とぎもあります。
木材を磨きあげた上でスリット加工をほどこし、猫の爪が引っかかりやすいようにしてあります。
段ボールも麻ポールも興味を示さなかった猫にはおすすめです。
木なら何でもいいやと、安易に手作りするのはやめましょう。
自然の気には害虫や寄生虫が生息していて、病気の元となることがあります。
爪とぎは長く使うことになるので、必ず殺菌消毒された木を使用するようにしましょう。
動かない安定性
材質の次に大切なのは、爪とぎ自体の安定性です。
スーパーなどに単体で売られている長方形タイプの爪とぎは、そのまま床に置いただけではすぐにずれてしまいます。
猫は力を入れて存分に爪とぎができないと満足しないので、爪とぎで爪とぎをしてくれない!と悩んでいるお家では、高い確率で爪とぎの不安定さが原因です。
ずれないように粘着テープを貼る、床に固定するタイプ、木箱に入れて滑り止めをして使用するタイプなど、ずれない物を選びましょう。
一番おすすめなのは、上記でも紹介した爪とぎと一体型になっているキャットタワータイプです。
これなら安定性は抜群で、高さも十分にあるため満足してくれる猫が多いです。
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伸びができる高さ80㎝以上
通常の長方形タイプの爪とぎは小さすぎて高さも低すぎます。
安いからと買ってしまい、猫に与えても使ってくれない。うちのこは爪とぎが嫌いなのかな?というとそうではありません。
人間でもテレビは小さいより大きい方が好きで、あまりに画面が小さいとテレビを見る気にもなれませんよね。
猫にも同じことが言えて、大好きな爪とぎだからこそ、中途半端なものではいけません。
爪とぎは猫にとってとても大事なアイテムなので、お金をかけてあげるべきところなのですね。
必ず専用のペットショップで売られている高さが80㎝以上の物で、どっしりと重さがあるものを選びましょう。
縦に置けるタイプ
スーパーに売られているタイプの爪とぎは、通常床に置いて猫がそのままの姿勢で爪とぎをする仕組みになっています。
しかし、猫は爪とぎは横ではなく縦でしたいんですね。
家具や壁などが狙われるのはこのためです。
これは猫が上に体を背伸びさせて、立った状態でストレッチをしたいがためです。
立った状態で爪とぎをすると、猫は非常に気持ちがいいんですね。
丸い形の壁付け爪とぎタワー登場。木製の角柱の芯に半円の段ボールをはめるだけ。巾木よけにな… |
このような縦に使用でき高さがあり、壁に設置するタイプが理想的です。
爪とぎ付キャットタワーなどが置けない場合などは、このような小さな物でも大丈夫です。
またたびの匂い付き
爪とぎにまたたびの匂い付は多く売られています。
これには個人差ならぬ猫差があり、またたびだからと言って全ての猫が飛びつくとは限りません。
うちの猫3匹で実験したところ、またたび使用の爪とぎは何故かあえて避けるという結果になりました。
まずは通常の匂いなしの爪とぎで試してみて、それでも興味を示さないようだったらまたたび付きを検討してみましょう。
通常、段ボールタイプの爪とぎは、猫が段ボールの匂い自体が好きなので、それが好きな猫も多いようです。
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