猫のおすすめキャリーバッグ 良い物を選ぶ4つのポイント
2017/04/09
猫を病院へ連れて行くとき、災害で急にお家から避難しなければならないときなど、猫を連れだす機会は度々訪れます。
そんなとき、猫を連れだすためのキャリーバッグは必須アイテム。
できれば猫の数だけキャリーバッグは用意しておきましょう。
どのようなキャリーバッグを選べばいいのか?おすすめのポイントをご紹介します。
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良いキャリーバッグを見分けるポイント
上が開けられる
前方部分のみ開けられるキャリーバッグよりも、上部が蓋になっているタイプのほうが便利です。
とくにキャリーバッグを嫌がり暴れる猫には重要で、前方部の蓋では、なかなか猫が抵抗して入ってくれません。
そのとき、猫を抱っこして足をだらんとさせた状態で、猫が抵抗できないようにして上部からバッグに入れられると簡単です。
上部、あるいは両方蓋があるタイプがおすすめです。
底が丈夫
布製のキャリーバッグによく見られる傾向ですが、布製は軽いというメリットと引き換えに、底部分がたゆむというデメリットがあります。
布製は大抵底部分も布のみという形状で、猫を入れるとふわふわと沈んですわり心地が悪くなります。
とくに体重が5キロを超えている猫は、かなり使いずらくなります。
ただでさえ猫は外に連れ出すと心理的に強いストレスを感じるので、手足がしっかり地につける丈夫な素材を選びましょう。
耐久性があるか
キャリーバッグ自体の耐久性も重要です。
作りが雑で安価な材料を使用している物は、運んでいるとき留め具が外れて落下して、猫がけがをしてしまうケースがあります。
他にも猫がガジガジと噛んだら破れてしまい、猫が外に飛び出してしまうなどがあります。
作っている会社は猫用のキャリーバッグが専門で、知識があるか。
素材はポリプロピレンやABS樹脂など、耐久性に強い物を素材しているかなどをチェックしましょう。
猫の体重・体系にあった物を
大抵の猫用キャリーバッグは、耐久重量が5キロほどを想定されています。
うちもメタボ猫の5.7キロがいるのですが、5キロのキャリーバッグでまだ壊れなさそうなので使用しています。
さすがに6キロを超えると壊れる確率は高くなります。
体重が重い猫は、猫用ではなく、その一つ上の8~10キロタイプのキャリーバッグも検討してみましょう。
できれば猫は狭い空間が落ち着けるので、耐久重量がしっかりあっても、小さなバッグが良いです。
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猫が暴れるときのキャリーバッグへの入れ方
洗濯ネットに入れる
猫が暴れてキャリーバッグに入ってくれない。
キャリーバッグの中で暴れて危ないという元気な猫は、洗濯用ネットに入れてしまいましょう。
猫の体より少し大き目なネットに入れるのがポイントです。
キャリーバッグは普段から開けておく
キャリーバッグは折りたたむこともできますが、普段はあえてベッドの下に扉を開けた状態で収納しています。
猫が中に入って遊んだりと、キャリーバッグへの抵抗感をなくす作戦です。
猫は初めて見る物や、嫌な思い出がある物に敏感に反応します。
キャリーバッグ=病院という嫌な記憶が根付いてしまっては、キャリーバッグを持ち出すだけで猫が逃げ出してしまうことになります。
なので普段からなおしこんでしまうより、むしろ前面に出して、お家のように使って「自分を守ってくれるお家だ」という意識を猫に植え付けたほうがスムーズです。
またたびを使うのはNG
またたびで猫の気分をよくして、朦朧としている間に猫をキャリーバッグに入れる方法があります。
しかし、当サイトではこの方法はNGとしています。
またたびは猫の神経を高ぶらせ、とてもハイテンションにしてしまうものです。
普段お家で使用する分には問題ありませんが、これから病院に行くというときに使用してしまうと、猫がおかしくなってしまうときがあります。
検査をきちんと受けられなかったり、数値が異常をきたしたりと問題があり、ときにはパニックを起こしてしまうことがあります。
耐久性抜群のキャリーバッグ
プラスチックの専門店「リッチェル」の猫用キャリーバッグ。
耐久性や使い勝手、価格などからも総合点1位の評価を取得し、アマゾンでもベストセラー1位の人気商品です。
素材はポリプロピレンを使用しており、粘りと弾力で壊れにくい、ヒビ割れしにくい作りとなっています。
持ち手部分はABS樹脂が使用されていて、これは掃除機のヘッド部分など、何度もぶつけても壊れない素材です。
透明な部分はモロそうに見えますが、じつはこれポリカーボネートという素材で、飛行機の窓ガラスに使用されている素材です。
わたしも何度か落としたりぶつけたりしたことがありましたが、すごく丈夫!全く壊れる素振りすらないので、これからも使っていくつもりです。
Sサイズは5キロまでなので、それ以上の体重の猫はMサイズがおすすめです。
飛行機に持ち込めるキャリーバッグ
【 IATA 基準クリア】ペットキャリーバッグ50 グレー 猫用・小型犬用・小動物用にも(ねこ・猫・ネコ・いぬ・犬・イヌ)
IATA(国際航空運送協会)の基準をクリアしたキャリーバッグで、飛行機に持ち込むことができる耐久性があります。
飛行機に猫を持ち込むことは早々ありませんが、それほどの耐久性があるのは素晴らしいですね。
もちろん前部・上部のダブルドアで、猫を簡単にいれることができます。
また、適正体重7キロまで耐えられるので、少し大き目な猫でも安心。
軽いソフトキャリータイプ
アイリスオーヤマ 折りたたみソフトキャリー S オフホワイト/ピンク OTC-410
とっても軽いソフトキャリータイプ。
ハードタイプが1.5キロ以上あるのに比べて、このソフトキャリーバッグは921グラムととても軽くなっています。
肩にかけることができるので、猫をお散歩に連れ出すときなどにおすすめ。
素材はポリエステルでできているため、丈夫で猫の体に優しい作りとなっています。
難点なのは、ソフトキャリーはどうしても底が猫の体重でたゆんでしまうこと。
紹介しているキャリーバッグは中敷きが敷いてあるタイプなので、3~4キロほどまでの猫なら問題なく使用できます。
4キロ以上の体重の猫の場合は、中敷きが沈んで猫が不安定になってしまうようです。
体重が軽い猫にはソフトキャリーはおすすめですが、ちょっと重めの猫はハードタイプにするのが無難でしょう。
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