【基本】猫の水のやり方~水をよく飲む場合に考えられる病気まで
2017/04/09
猫ってご飯の横に用意してあるお水じゃなくて、お風呂場に溜まってる水だったり、蛇口から出る水だったり、おかしな部分から飲みたがる時があります。
せっかく水専用の器も用意してるんだから、ちゃんとそっちで飲んでよ~と思いますが、これは猫にしてみるとちゃんと理由があるんです。
猫の舌は人間と違い、水の味がわかる味覚があります。
そのため、太陽に照らされて温かい水の味や、ミネラルウォーター、蛇口の水の味など、味が違うためこだわりがあるんです。
一番猫が好むとされる水は、少しぬるま湯で、それも流水で流れているお水が好きです。
今回は、そんな猫と水について、水の与え方から飲まない場合、飲みすぎている場合、病気までをご紹介します。
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基本的な水の与え方
水は餌と違って24時間いつでも飲めるようにしておきます。
基本的にはいつでも器に並々お水が汲んである状態で、1日に1回の頻度で取り換えましょう。
1日あたり、体重1キロにたいして20~45mlの水分量が必要です。
器は光沢があるものは使用せず、プラスチック、陶器などの材質の物がおすすめです。
器が軽いと水が飲みにくいので、ある程度の重さがあり、猫が水を飲むとき動かない物を選びましょう。
器の高さも大事で、老猫になると首を曲げるのを痛がる猫もいます。
なので器の下に雑誌や木の板をしいて高さを出して、首を下に向けて飲まなくてもいいように、数センチ床から高さを出してあげましょう。
水の種類
ミネラルウォーターや水道水、ペット用の水などがありますが、基本的に水道水で問題ありません。
しかし、地域によっては水道水にカルキ、塩素が多量に含まれている場所があります。
この場合、浄水器で一度浄水してからお水をあげるようにしたほうが、より安全です。
目安としては、人間が水道水を飲んでみて、「飲めない、飲みにくい」と感じたら、浄水しましょう。
ミネラルウォーターに関しては、ミネラルを多量に含んでいるので、逆に猫には有害に働きます。
カルシウムやマグネシウムを多量に含んでいるため、体の中に結石ができやすくなり、尿路結石などの病気を発病しやすくなります。
尿路結石はとくにオス猫に注意したい病気で、治療はできますが、とても痛い病気なので、気を付けてあげましょう。
関連ページ
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水の器は複数設置する
水は1か所ではなく、数か所に設置すると、猫がたくさん水を飲んでくれます。
場所が違うと水の温度が変わり、雰囲気も変わることで効果的です。
また、食器も同じお皿ではなく、種類を変えましょう。
食器によって水の味に変化があり、水の味がわかる猫にとっては、たくさんの食べ物を食べている感覚が味わえます。
うちで使用しているお水の器は、「ヘルスウォーターボウル」と「猫壱 脚付ウォーターボウル」です。
「猫壱 脚付ウォーターボウル」は、本体に脚がついているため、猫が首を下に曲げずにお水を飲むことができます。
猫の食道はまっすぐしているため、その状態を保ったままのほうが水を飲みやすくなります。
食道が詰まったり、器官が延焼したりすると、首を下に向けたままではご飯を食べられなくなることもあります。
このように重さがある脚付きの器で、磁器製のものは飲みやすく、おいしいお水を与えられるのでおすすめです。
水をたくさん飲んでくれるボウル
ヘルスウォーター ボウル Mサイズ(1コ入)【ヘルスウォーター】[ヘルスウォーター ボウル mサイズ 猫 食器]
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もう1つ使っているお水用の器が、この「ヘルスウォーターボウル」です。
オス猫が水をあまり飲んでくれず、尿路結石の心配をしていたとき、獣医さんが「それならこれを」とすすめてくれました。
愛知県瀬戸市の職人が作る、魔法の瀬戸の陶器と呼ばれており、この器だと猫が水をたくさん飲んでくれるようになりました。
水を飲んでくれる理由は、2億8千万年前の地層から掘り出した天然希土類元素の鉱物とバイオミックスを混ぜた特殊素材を、1100度の高熱で作られているためです。
猫が水をおいしく感じられる素材で作られているため、闘病中の猫にもおすすめです。
猫が水を飲まない場合
猫は1日あたり体重1kg当たり20~45mlの水分摂取が必要がですが、基本的に猫はあまり水を飲んでくれません。
もともと猫の祖先は砂漠地帯に住んでいたため、少量の水でも生命維持し、活動できるという体の構造をしています。
そのため、体に水分量が足りなくても気が付きにくく、水をたくさん飲むことはしてくれません。
水分量が不足すると、膀胱炎や尿石症といった病気を発症しやすくなります。
またいざ病気になってしまっても、水を飲んでくれないので、治療を妨げることになってしまいます。
そんなとき猫に水を飲んでもらう方法を「猫が水を飲まないとき試したい10つの水分量を増やす方法」にまとめたので、参考にしてみてください。
猫が水を飲み過ぎている
猫の先祖は元々砂漠地帯に生息していたため、水分摂取が少ない動物です。
そのため濃いおしっこをして、泌尿器に負担がかかりやすく、水をあまり飲まない猫は泌尿器系の病気にかかりやすくなります。
猫の水の摂取量は、目安として1日あたり体重1kg当たり20~45mlです。
猫の体重が5kgとしたら、100~225mlの水が必要となるので、思ったよりもたくさんの水を飲まなければいけないんですね。
これが体重1kg当たり60ml以上飲むようになると、飲み過ぎということになります。
体内のたんぱく質や糖度を薄めようとしていることが原因で、何らかの病気にかかっている可能性があります。
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水の飲みすぎで考えられる病気
慢性腎不全
腎臓にはネフロンと呼ばれる機能ユニットが存在し、猫は生まれた時から大量のネフロンを持っています。
そのためネフロンが75%以下になるまでは元気で、それを過ぎてから急激に病が進行し始めます。
これは定期健診を行っていても、血液検査でも反応しにくく、排泄に問題が生じたりと病気が表面化してから気づく場合が多いです。
老猫になると3匹に1匹がかかる病気とされ、珍しい病気ではありません。
糖尿病
体内への過剰な糖の摂取が原因で、糖を薄めるために水を多く摂取します。
インスリンが低下して、食べ過ぎや糖の多い食事、またオス猫によく見られる病気です。
猫が不要な人間の食べ物を摂取することで起こりやすくなります。
甲状腺機能亢進症
甲状腺ホルモンが異常化に、食欲はあるのに体重が減るという異常なことが起こります。
10匹に1匹と発症の割合は低いので、まず水を飲み過ぎている場合は上記の2つの病気が有力として考えられます。
水と戯れる猫たち・動画
猫はなぜお風呂の水や蛇口から流れる水が好きなの?
ウッディーというとっても器用な猫ちゃん。
なんと自分で蛇口を上げてキッチンのお水を出して水を飲んでいます。
普通は水が体に触れると猫は嫌がりますが、ウッディーは気にも留めていませんね。
頭の良い猫は人間の行動を見ていると、ある程度のことはわかって自分でできるようになる猫もいるんですね。
しかしこの後絶対蛇口を戻すことはしないんだろうなと思うと、水道代が心配です(^^;)
猫はこのように蛇口から水を飲むのが好きですが、これは流れる流水が好きという理由からです。
構造的には猫の舌は水を舌ですくって飲むようになっているので、たまった水を飲むことに適しています。
それなのに上から流れている水を飲むのが好きだなんて、変わっていますね。
お風呂場のお湯を飲む猫
どうしてもお風呂のお湯を飲みたのね!首を曲げて必死になって飲もうとしていますw
猫は温かい水が好みで、自分の体温と同じくらいのお湯を好むとされています。
猫の平熱が38度ほどですから、ちょうどお風呂くらおのぬるま湯くらいが一番好きな温度です。
コップから強引に水を飲む猫
縦長のコップから強引に水を飲もうと、最初は手で水をすくっているねこちゃん。
そして最後はコップに強引に頭を突っ込んで・・・お婆ちゃんみたいになっちゃいましたw
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