体がビクビク!寝ている猫が痙攣するのは病気のサイン?
2017/04/09
ピクピクピク!猫が寝ていると突然体がビクッと痙攣することがあります。
うちの猫は茶色のハルくんが一番痙攣しやすい体質ですね。
逆にクールなアメショー柄のシーちゃんはあまり痙攣しているところは見ません。
これも個体差があるようで、穏やかでのほほんとした性格の猫の方が痙攣しやすいそうです。
夢に没頭して、警戒を完全にといている証拠でもあります。
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猫が痙攣するのは危険?
ほとんどの場合が、痙攣したからと言って危険なことはありません。
猫が寝ているとき、ピクピク!と数秒して、口からも「クククッ」のように短い言葉を発しても、それは危険なことではありません。
人間でも起きる寝ているときの自然な動作です。
人間と同じように猫にもレム睡眠とノンレム睡眠があることが最近の研究でわかってきました。
ノンレム睡眠は深い眠りの状態を指し、このときの猫なら音を立てずに近づけばびっくりされます。
大抵猫って眠っているように見えても、近づくとすぐに起きたり気配に気づかれたりするんですよね。
野生時代の外敵から身を守るための術で、深い眠りに陥って危険に身をさらすということはあまりないようです。
レム睡眠は浅い眠りの状態で、猫は睡眠のほとんどがこの浅い眠りのレム睡眠です。
浅い眠りのため、1日の大半を睡眠に使っているんですね。
そしてこのレム睡眠のときに痙攣は起こります。
普通の痙攣と危険な痙攣の違い
痙攣なんて普通じゃない!病気?と思われがちですが、猫が眠っていて数秒ピクピクするくらいならそれは心配ありません。
危険な痙攣は、寝ているとき突然痙攣が1分以上続き、口から泡を吹いている状態などです。
また、このような症状が出る猫ちゃんは起きているときも痙攣が起きます。
意識障害が起きたりトイレを覚えているのに排泄してしまったりと、異常な症状が起きるのですぐに分かります。
危険な痙攣の原因は、「てんかん」を発症しているケースが多いです。
これは先天的な生まれ持った脳の傷から発症するケースと、後天的に事故などで頭を強く打ってその傷から痙攣を引き起こすケースがあります。
てんかんの痙攣は仕方ないことですが、ストレスを感じていると発症しやすくなります。
できるだけ猫ちゃんにストレスをかけない環境づくりに取り組みましょう。
うちの猫の痙攣は病気じゃないかな?と心配な場合は、一番簡単に危険でないか確認する方法は猫を起こしてみることです。
はっと起きるようならそれはただ眠っていただけです。
でも夢の中で記憶の整理をしている状態なので、頻繁に起こすのはやめましょう。
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痙攣を動画で確認
これが普通の危険のない痙攣です。
突然猫がピクピクすると驚きますが、下の危険な痙攣と見比べてみるとその違いが分かります。
この猫ちゃんはFIPドライタイプと診断されて、インターフェロンの投与と痙攣止めの薬を投与しているそうです。
この動画のように、病気をわずらっている場合の痙攣は絶対に気が付きます。
痙攣も重度になるとそのまま亡くなってしまう場合も少なくないので、気が付いたらすぐに病院へ行って適切な治療を受けましょう。
これもかなり酷い痙攣ですね。
脳の炎症が原因だそうで、見ているこっちまで胸が痛くなってしまいます。
36回目の発作だということで、猫ちゃんの体にも大きな負担がかかっているようです。
このような痙攣が起きた場合は、できるだけ動画を撮影してそれを病院で見てもらいましょう。
寝ているとき顔がぴくぴく痙攣する猫
猫をよく観察していると、この顔ぴくぴくは頻繁に見られます。
これは夢を見ているというサインで、頭の中で記憶の整理をしている真っ最中だそうです。
かつおぶしをお腹いっぱい食べている夢だったり、人間のようにふるまっている・・・そんな人間と同じようにおもしろ楽しい夢を見ているんでしょうね。
こんなときはそっとしておいて、物音を立てないように静かに見守りましょう。
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