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猫の母性は愛情たっぷり。他の動物と比べて強いその理由とは?

      2019/01/07

猫はその母性が他の動物と比べて強いと言われています。

母親が子にかける愛情はとても大きいのです。

しかし、それはなぜなのでしょうか?

よって、ここでは、猫の母性がなぜ強くなるのかその理由について考えていきます。

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子猫の親離れまで時間がかかるから

まず、子猫の親離れに時間がかかることが猫の母性が強い理由として考えられます。

猫は他の動物と比べて親離れが比較的遅く、おおよそ生後3ヶ月から始まって4~6ヶ月ぐらいには大体独立するようです。

そのため、親猫の母性が強くなるのは、本能として必然かもしれません。

猫は出産すると、子猫の側をほとんど離れずつきっきりになります。

 

ほとんど寝ることもなく、子猫のために一生懸命になるとか。

これを見る限り、出産したときから猫は母性が強いと言えますよね。

 

また、子育てのためにしばしば引越しをするのです。

これは、温度や明るさなど親猫が自分の子育てに適した場所へ移動していることを意味します。

もちろん、外敵から子猫たちを守ることも忘れず、常に警戒しており、時には攻撃や子猫を連れて身を隠したりの行動も。

子猫第一の愛情に満ちている子育てだと言えるでしょう。

 

そして、子猫達のために食事の方法、狩りの方法、運動の方法などを教えます。

その際、子猫をいろんな所に連れて行っているとか。

人間への対応もちゃんと教えているのかもしれませんね。

 

まるで先生のような猫の母性だと言えます。

このように、長期間の愛情たっぷりの子育てを見ると、猫ってすごいと思えそうですね。

 

弱いものに優しいから

猫は、自分の子ども以外の子猫に攻撃や威嚇をすることはあまりないと言われています。

子猫の鳴き声にもすぐさま反応することが多いようです。

猫の中には、他に病気の猫などに寄り添うケースもあるとか。

 

そう考えると、弱っているものに優しくしてあげるのが、猫の母性が強い理由なのかもしれません。

クールなイメージに見られがちな猫ですが、本当は優しい動物という見方もできそうです。

さらに、何も猫に対してだけではなく、人間に対して優しいことも。

 

飼い主が悩んでいたり病気で寝込んでいたりすると、猫が心配してすっと側に来てくれることも多いんですね。

それで励まされた飼い主の人も多いかもしれません。

 

また、人間の子供からいたずらされても怒ったりせず、人間の子供と遊ぶときも本気で動き回ったりせずに相手に合わせてくれることなども。

そう考えると、猫は賢いことはもちろん、人間に対しても愛情たっぷりで、母性が強いと言えそうですね。

 

面倒見がよいから

猫の母性が強い理由として、面倒見がよい性質があるからとも考えられます。

メス猫は、自分が出産していない子猫でも面倒を見ることが多いようです。

 

場合によっては、メス猫達が交代で多くの子猫達の面倒を見るなどのケースもあるとか。

毛づくろいもメス猫が皆平等にしてあげるらしいです。

不思議と言うか、まるで猫の先生のようでもありますね。

 

また、メス猫は生後間もない他の動物の面倒を見ることも多いようです。

犬はもちろん、鳥のヒナなどの例も。

 

さらに、人間の赤ちゃんを猫の体温で保温していたというケースなどもあったりするので、驚きです。

なぜここまでメス猫が面倒見がよいのかは、猫が子供を見分けていないからと言われています。

猫は一度に3~4匹出産しますが、それがその背景にあるようです。

 

ちなみにオス猫も、場合によっては面倒見がよいことも。

普段は子育てはしないのが普通のオス猫ですが、飼い猫の場合だと子猫の面倒を見たりするケースもあるようです。

これは母性と言うより父性かもしれませんね。

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単独で暮らしているから

猫は群れを作ることはあまりなく、基本孤独を好むと言われています。

その単独で暮らしている猫故に、1度に複数匹出産する猫は母性が強く発揮されるのではないでしょうか。

 

要するに、猫同士のコミュニケーションの対象が子猫に比重が大きくなりやすいからということになりますね。

もちろん、多頭飼いで仲良くしている猫も多いので、一概には言えませんが。

ただ、猫の習性により母性が強くなるような原因があることも考えられます。

 

縄張り意識のため

また、猫の習性として縄張り意識が強いことがあります。

自分の縄張りに入ってくるものには警戒したりすることも多いです。

これがあるために、母性が強くなることも考えられます。

 

つまり、自分のテリトリーでの子育てのために、どうしても愛情たっぷりになってしまうということですね。

ここに入ってくるものには、自分が傷ついても子猫を守ったりすることからも、それがわかるでしょう。

もちろんこれも猫により、違いはあるでしょうが。

 

ハンターとして

猫は肉食動物であり、元々はハンターとしての本能があります。

そこで、猫はどうしてもそのハンターとして狩りを身につけさせようとすること、狩りができないなら代わりにするというようなことがあるようです。

 

これは子猫に対してはもちろんですが、人間に対しても同じだと考えられます。

代表的な例として、飼い主に対して猫が虫などを捕まえて持ってくることがあるでしょう。

 

これも猫は飼い主を同じ猫として見ており、狩りを教えてあげている、できない代わりにしてあげているという説が有力です。

ハンターとしての本能が猫の母性を強くして、愛情を持たせているのかもしれませんね。


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