猫にも帰巣本能があった!世界中で報告される驚きの帰宅エピソード
2017/04/09
わたしが小学生のころ初めて飼った猫は、真っ白なチンチラで、とても上品な猫でした。
でもある日、うっかり網戸を開けていたことが原因で脱走してしまったんですよね・・・
それ以来探しましたが帰ってきませんでした。
しかし、猫が遠くからでも帰ってきたというケースは、世界中で何件も報告されています。
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猫に帰巣本能 はある?
犬に帰巣本能 があるのは広く知られていますが、果たしてお家の中でお昼寝ばかりしている猫に帰巣本能 はあるのでしょうか?
元々、犬や鳥には体内に自然の磁石を持っていると言われ、本能的に今自分がどの位置にいるのか、目的地はどの方向にあるのかが分かるそうです。
これを磁気感知と言って、他にも正確な体内時計が備わっており、太陽の位置と自分の位置の関係から、本来の場所まで帰ってくるという本能が備わっているそうです。
だから犬は迷子になっても、けっこな距離でも戻ってくることができるんですね。
じゃあ猫は迷子になってもお家に帰ってくることができるのか?ということでは、猫の個体差が大きく関係してきます。
吹雪の中700キロのロシアを横断した猫
2012年にロシアで起こった、猫の歴史上に置いても稀に見る奇跡が起こりました。
21歳のセミョンさんは家族に会いに行くために車でオムスクへ立ちます。せっかくだからと7年間飼っている飼い猫のジョゼフも連れて行きました。
しかしオムスクでジョゼフは行方不明に・・・1週間かけてもどうしても見つからずに、泣く泣くノヴォシビルスクへ一人帰宅。
そして4ヶ月半も過ぎたこ4ヶ月半、ノヴォシビルスクにごく近いコチェネヴォで、祖母からジョゼフが帰ってきた!との連絡を受けます。
なんと雪が吹き荒れるロシアの700キロという険しい道のりは、ジョゼフは奇跡的にも帰ってくることができました。
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13年かけてお家に帰った猫
なんと13年前に迷子になった猫が、突如お家の玄関の前に表れたそうです。
お家の人は最初は昔飼っていた猫だとは気が付かず、あまりにみすぼらしい姿をしていたことから病院へ連れて行きました。
それにしても昔飼っていて、離れ離れになってしまったシェルビーに似ている・・・ということから昔の写真と見比べてみたところ、なんと鼻の独特の模様が一致!
間違いなくそれはシェルビーだったのです。
13歳のお歳寄り猫がお家へ帰宅
猫を見た瞬間、男の子2人が涙を流して喜んでいますね。
「信じてたんだ!帰ってくるって信じてたんだ!」と言っています。
2か月前に猫が迷子になり、途方に暮れていたところを奇跡的に帰ってきたそうです。
この猫は13歳とけっこうなお歳で、小さな二人の男の子が生まれる前からお家に住んでいたので、男の子にとってはお姉さん的な存在だったのでしょうね。
奇跡の帰還の一方、多くの迷い猫
このように、猫が遠くから帰ってくるというニュースは世界中から年に数回届いてきます。
しかし近所の電柱で「猫を探しています」という張り紙を見かけることの方が多いと思います。
やはり実際には、猫はときに想像を超えた、多分自分でも驚くほどの力を発揮することがあります。
しかしそれは稀なことで、そのような能力を発揮できる猫はごくわずかだと言うことが言えると思います。
猫が脱走しないように、いつでも細心の注意を払っておきたいですね。
「玄関・窓・ベランダ別の猫の脱走防止対策【帰ってこないを予防する】」 |
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