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猫にかかる費用を計算してみた!毎月かかるお金から生涯費用まで

      2017/04/09

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うちは猫を3匹飼っていますが、費用として毎月かかるのはエサ代とトイレ砂くらいで、それほど負担にはなりません。

初めて猫を飼う場合も、最低限必要な物をそろえてしまえば、あとは頻繁に買い替えることもなく、それほど費用はかかりません。

今回は、猫1匹飼うとどのくらい費用がかかるのか、初期費用と毎月かかる費用、生涯費用までを計算しました。

猫にはどのくらいの費用がかかるのでしょう?

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猫を飼うときかかる最低限かかる初期費用

エサ代 1000円~4000円
ご飯、水の食器 0円~5,000円
トイレ 1000円~3000円
トイレ砂 300円~1000円

 

エサ1000円~4000円

個人的には、エサは一番お金をかけてほしいところです。

人間でも、カップラーメンばかり食べているより、無農薬野菜を食べているほうが健康で長生きできますよね。

どんな種類のエサでもいいですが、スーパーで売られている激安のものはまず強力な酸化防止剤や合成着色料、副産物・4Dミールなどが入っているので避けましょう。



おすすめなエサは、このシンプリーキャットフードです。

猫の健康を考えて作られたキャットフードで、安心して食べさせることができます。

 

食器代 0円~5,000円

ご飯と水を入れるお皿が必要になりますが、自宅にあるお皿を使用しても問題ないです。

平皿をしようする場合は、下に本や木箱などを敷いて、床から3~4センチ高さをあげてからお皿を置くようにします。

こうすると、首を下までのばすことなく、猫が無理のない姿勢でご飯を食べることができます。


猫壱 脚付フードボウル 猫柄

うちでご飯とお水の食器として使用しているのは、この脚付きフードボウルです。

脚がついているため、食器が動かないので使いやすく重宝しています。

 

トイレ 1000円~3000円

子猫を拾った場合でも、半年ほどですぐに大きくなるので、成猫用の大きさのトイレを用意するのがおすすめです。

高さがある場合は、本などを置いて踏み台にすると子猫でも上ることができます。

トイレにもいろいろ種類がありますが、おすすめはフタつきのトイレした後の砂が自動で落ちるタイプがおすすめです。

 

 

こんなのですね。

トイレをしたら砂が分解され、下のトレーに落ちて格納されます。

1週間は掃除をしなくていいので楽ちんです。

段ボールにビニールと砂をしいてトイレ代わりにする人がいますが、猫は砂をガシガシとかき回すので、ビニールが破けて下におしっこが漏れ出して悲惨なことになります。

最低でもプラスチック容器など、水が漏れない物を使用しましょう。

 

トイレ砂 300円~1000円

トイレ砂は固まるタイプや色がつくタイプ、消臭できるものなど様々な物があります。

おすすめは、上記で紹介したトイレに使える消臭抗菌効果のあるパインサンドです。

パインサンドなら水分に触れれば砕けて下に落ちるので、下でおしっこを格納するトイレに使えます。

 

 

安いトイレ砂のおすすめは、スーパーなどに売っているパルプエコです。

白から緑へ色が変わるので、おしっこ部分がすぐにわかり、粒が大きいので飛び散らないので掃除が楽です。

 

後からかかる費用

ブラシ 500円~2000円
キャリーバッグ 4000円
おもちゃ 200円~
爪とぎ 400円~2000円
健康診断・治療 5千円~(治療が必要な場合)3万円
混合ワクチン費 11,000円

 

ブラシ 500円~2000円

猫はかなり毛が飛び散るので、ブラッシングが必要になります。

ラバーブラシやスリッカーブラシなどあり、猫の毛にあった種類を選びましょう。

 

 

毛が抜群にとれるファミネーターは、5000円ほどと高いですが、長毛の猫にはお手入れが簡単です。

キャリーバッグ 4000円

猫を病院へ連れて行くとき、災害が起きた時の急な連れ出しなど、キャリーバックはできれば猫の数分だけ揃えておきましょう。

「~熊本地震を体験して~被災したときの猫の様子と被災状態」でも書きましたが、熊本自身の時キャリーバッグがなければいろいろ面倒なことになりました。

キャリーバッグは、横に入口がついているものではなく、上に入口がついているタイプがおすすめです。

上からのほうが猫を持ち上げて足から入れやすいので、抵抗する猫でも無理なく入れられます。

 

おもちゃ 200円~

猫のおもちゃをそろえようとなると、それこそいろいろ目につきます。

ねずみが動くおもちゃや、ボールを投げるおもちゃなどありますが、やっぱり一番猫が嬉しいおもちゃは、飼い主が猫じゃらしで遊んであげることです。

人の動きは予測不可能で、飽きることなく遊んでくれます。

まずは猫じゃらしから初めて、いろんなおもちゃを与えてみましょう。

 

キャットタワー 5000円~15000円

キャットタワーはできれば揃えたいグッズです。

猫は広い空間よりも、狭くても上下運動できるほうが好きで、運動になります。

キャットタワーの値段はピンキリで、安い物では5000円ほどからあります。

キャットタワーは爪とぎができるタイプもあります。

 

爪とぎ 400円~2000円

爪とぎはおもちゃではなく、猫の必需品なので用意が必要です。

安い物は段ボールの400円ほどの物もあり、消耗品なので無理のない範囲の物をそろえましょう。

初期費用は少しかかりますが、ポールに麻をまくタイプの爪とぎは、ガリガリ爪とぎしても1年くらい持つのでコスパがいいです。

麻がボロボロになっても、ポールはそのままで麻だけ取り替えればいいので長い目で見ればお得になります。

 

健康診断・治療 5千円~(治療が必要な場合)3万円

野良猫を拾う場合などは、まずは混合ワクチンを打つとともに健康診断をしなければなりません。

今まで野良猫を何匹か拾ってきましたが、まず野良猫は何らかの治療が必要になります。

野良猫がよくかかっている病気として、猫回虫や猫鉤虫などがあります。

治療は簡単ですが、早めのうちに治療しておきたいですね。

また、ノミやシラミはほぼ100%の確率でいます。

 

混合ワクチン費 11,000円

生後30日以降90日以内に最初の混合ワクチンを受けましょう。

日本のワクチン接種率はまだまだ低く、猫の場合は20%以下ともいわれています。

しかしワクチンを打っておくことは、猫の健康のために重要です。

かわいい猫を長生きさせたいなら、必ず受けるようにしましょう。

 

毎月かかる費用

猫1匹につき月ごとではいくらかかるのか、今回はじめて計算してみました。

うちは3匹の猫を飼っていて、それぞれエサもバラバラなので、合計金額から1匹あたりにかかっている費用を割り出します。

 

・エサ代 9000円(猫缶含む)
・トイレ砂・シート 3500円
・病院代積み立て 3000円(1匹1000円ずつ)
合計14500円
1匹あたり4800円

最初にかかる物をそろえてしまえば、月々の費用は1匹あたり4800円ほどとなりました。

実質、病院積み立てをしないなら3800円ほどですね。

うちの猫はもう8歳以上の老猫なので、1年に1回健康診断をするので、毎月1000円ずつ積み立てて無理なく病院にかかれるようにしています。

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猫の一生にかかる生涯費用

猫を1匹飼うと、生涯でどのくらい費用がかかるのか、ちょっと怖いですが計算してみました。

計算方法は、あくまでうちの場合を想定して計算しています。

うちは普通より少し猫にかける費用は高いほうだと思います。

 

猫でも家族同様に扱っているので、ご飯も品質重視の高めのものですし、ワクチン、健康診断も1年に1回受けています。

そのため、通常よりは割高になるので、参考までにごらんください。

※猫の寿命は15年で計算しています。

 

うちの場合、猫にかかる生涯費用

最初にそろえるグッズ代 13000円
月々エサ・トイレ代 4800円・15年で864000円
爪とぎ代 1年2000円・15年で30000円
キャットタワー1万円 7年に1回買い替えとして2万
猫グッズ代 80000円(猫じゃらし、猫ベッド、ブラシ、シャンプーなど)
去勢手術 18000円
健康診断・血液検査1回8000円 8歳から毎年受けるとして64000円
病気やケガの病院代 約20万(猫は少しの病気でも高額なため、1回10万で計算)
ワクチン代 5000円・15年で75000円
合計 1346000円

 

猫の一生にかかる費用は136万円

計算してみると、136万円かかることが判明しました。

ペット保険会社が出しているデータ、猫の一生でかかる費用80万円~130万円を少しオーバーしてしまいました。

ここで注目したいのが、医療費の割合です。

35万円かかっていますが、医療費が全体の4分の1ほどを占めています。

通常、猫の費用は3~4分の1ほどが医療費にかかると言われており、ここをいかに抑えるかが、猫代節約のカギになりそうです。

 

費用を節約するポイント

ご飯は良質なものを

猫は体重が3~5キロほどと、大人になっても小さいです。

小型犬と同じくらい食べるかというと、猫のほうが同じ体重でも食べる量は少なく、ペットとしては食費はかからないほうです。

1か月にかかる費用は3000円~5000円ほどなので、このくらいの費用内ならとくに節約は考えないでいいでしょう。

 

逆に、エサはある程度健康に良い物を食べさせて、日々体調管理をしっかりしていたほうが節約になります。

猫を飼っていて出費がかかるときは、急な病気をしたときです。

猫の病気はもちろん保険が効かないので、全額負担になり、簡単な治療でも数万円かかることが珍しくありません。

 

以前オス猫がかかりやすいといわれる尿路結石症に飼い猫がかかってしまい、検査や手術台をあわせると、18万円の出費になりました。

尿路結石はキャットフードを専用の物を与えていたら避けられた病気なので、飼い主として反省と後悔の体験でした。

そのため、病気にかかりにくい添加物が入っていないエサと、毎年の定期健診を受けることで、重い出費を避けることができます。

 

健康診断で重い病気を事前に防ぐ

とにかく重い治療や手術にまで発展しないことが、費用を節約する大きなポイントです。

そのため健康診断は1年に1回受けると、高い確率で事前に病気を防ぐことができます。

血液検査をすれば体全体の数値が出るので、これだけは必ず受けましょう。

 

費用の安い動物病院探し

通常、血液検査は8000円ほどが相場ですが、うちのかかりつけの動物病院では1年に1回、血液検査が半額になるサービスがあります。

そこの獣医さんが、「たくさんの飼い主に、健康診断に連れてきてほしい」ということで、猫や犬のために、奉仕的にしているそうです。

そのような良心的な病院を見つけることで、費用をぐっと抑えることができます。

ケガや病気をしたときも、病院ごとに費用はかなり差が出るので、事前に病院をよく調べておくことは大事です。


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