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仲良く暮らすために!困った猫の悪い癖をしつける6つの基本

      2017/04/09

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猫が指を噛む、テーブルに乗ってくるなど、猫と生活しているとマナー違反されることが多々あります。

どんなに口で言っても猫には分かりませんし、猫にはそれが悪い行動だということも分からないんですよね。

犬のようにしつけることが難しい猫の場合、悪い癖を直そうとするのはなかなか大変です。

しかし猫もしつけができないわけではなく、ちゃんと悪い癖に沿ったしつけの仕方をすれば猫もお利口になってくれます。

ポイントは叩かないで、猫自らにこうすると怖いことが起きる、もうしないでおこう。と思わせることです。

悪い癖のパターン別にしつけかたをご紹介します。

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噛み癖をしつける方法

噛み癖はやっかいなもので、癖になってしまって指を噛まれて困っている飼い主さんも多いようです。

まずなぜ猫が指を噛むかというと、猫の狩猟本能で仕方ない、ということです。

猫も悪気があって指を噛んでいるわけではなくて、抑えられない本能から噛んでいるんですね。

それを飼い主さんが正しく叱れずに、指を噛まれることによって猫に優位な立場に立たせて、それでまた猫が調子に乗って噛むことをやめなくなります。

こんな場合どうしたら噛み癖をしつけるかというと、噛まれたら「痛い!」と猫の目を見て叫ぶことです。

そしてその指を引くのではなく、逆に猫の口の中に押し込んで、「うえっ」と猫もきつい状態を味あわせます。

他にも猫の牙を掴んでぐりぐりしたりと、猫に噛むことは痛いんだよ、ということを分からせるようにしましょう。

効果的な方法として、猫の手やしっぽを猫の口の中に持っていき、牙に触れさせて「自分の口のなかって痛いでしょ?」と分からせる方法もあります。

噛み癖がある猫は小さいころ兄弟と喧嘩した経験が少なく、猫でいうところの社交性を身に着けていないために起こります。

自分の歯って痛いんだ、ということを分かってくれれば噛み癖は直ります。

テーブルに乗ってくる猫のしつけ

テーブルは家族みんながおいしい料理を囲む場所。

だからこそ!猫も人がみんないて、おいしそうな匂いもする場所というテーブルの上が非常に気になるんです。

猫は新聞を読んでいるとその上に寝転がって新聞を読むのを邪魔したりしますが、テーブルに乗るのも同じ理由なんですね。

かまってほしい、自分に注目してほしいということです。

また、かつおぶしや魚など猫の好物がテーブルに並んでいても、それは猫が食べたいから乗ってくるのは仕方ないですよね。

ここでテーブルから猫を降ろして魚をあげるというしつけはNGです。

猫はテーブルに乗れば魚をくれるというふうに思って、テーブルに乗れば願いが叶うと思うようになってしまいます。

テーブルに乗ってくる猫への正しいしつけ方は、猫がテーブルに乗ってきたらテーブルを揺らすことです。

地震が起きたかのようにゆらゆら揺らして、びっくりさせて自分からテーブルを降りるように仕向けましょう。

床に降りると揺れは収まっているのでほっとします。

また乗ってきたら揺らして、テーブルの上は怖い場所なんだ。という意識を植え付けましょう。

するとどんなに良いにおいがしても乗ってこなくなります。

でも猫もおいしいものを食べたい気持ちは人間と同じなので、お行儀をマスターしたお利口な猫ちゃんに、魚をむしってあげるのも猫との生活の上では仲良しの秘訣です。

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猫のトイレのしつけ

猫は綺麗好きな生き物なので、子猫なら2~3回トイレはここだよ、と教えれば覚えます。

詳しいトイレのしつけ方動画があったので、参考にしてみてください。

野良猫の成猫などにトイレを教える場合は、猫のおしっこを猫砂に混ぜてトイレの場所を覚えさせます。

猫砂は猫にトイレを促すような作りになっているので、「猫砂の上はトイレがしやすいな」と覚えたらそこでしてくれるようになります。

あまりにトイレを覚えない、またはトイレを覚えたのに他の場所でおしっこするという場合は、マーキングしていることが考えられます。

オス猫に多い行動で、ストレスを感じているようです。

猫にストレスのない環境づくりをすることで、マーキング行動もなくなります。

 

夜泣きがうるさい猫へのしつけ

猫は夜行性で、昼間に眠って夜は鳴いてどたばた運動会をすることがあります。

これは発情期や時期的なものも関係しますが、年中なら大変ですよね(^^;)

しかしこれは簡単にしつけることができます。

まず夜泣きがうるさいタイプの猫は、ずっと餌を食べれるようにしているか、あるいは夜に餌をあげている場合が多いです。

夜に餌をあげてしまうと夜に行動するエネルギーがあるので、それでエネルギーを発散させるまで遊び続けてしまいます。

なので餌の時間を朝と夕方など、夜中に行動させない時間帯にあげると、夜は疲れて人間と一緒に眠るようになります。

また、鳴き声がうるさいからといって、止めるために餌をあげるのは逆効果です。

こうすると騒ぐと餌が貰えると思って、毎日のように騒ぎ始めてしまうんですね。

そして餌を食べ終えた後はエネルギーを発散させるために運動会をして、と悪循環に陥ってしまいます。

餌の時間を見直して、昼間はできるだけ猫じゃらしなどで運動させるようにして人間と同じサイクルに持っていくようにしつけましょう。

 

どんなしつけにも効くスプレー

色々手をこまねいてもしつけできない場合、強硬手段に出るしかありません。

100均などにある水が霧になるタイプのスプレーを買ってきて、それに水を入れます。

そして猫が悪さをしたときに、スプレーを振り掛けると効果的なしつけができます。

叩くことは絶対にしてはいけないので、強硬手段としてはこのやり方が効果的です。

猫は水が嫌いで、水の中にハッカなどさらに猫が嫌いなにおいを混ぜておくとさらに効果が高まります。

しかし現行犯以外で使用しても意味がないので、必ず猫ちゃんが悪さをしているときに吹きかけましょう。

たたいてしつけるのはNG!

猫が噛んだり物を落としたりと悪さをしたとき、とっさに手が出て叩いてしまうことがあります。

しかしこれはしつけとしては一番NGな方法です。

猫は叩かれると今自分がしたことを忘れてしまい、叩かれたという衝撃だけが記憶に残ります。

猫的にはどんな行動も悪いことをしているという自覚はないので、叩かれたことの意味も分かりません。

叩いてしつけをしていると、悪い癖が直らないどころか、飼い主さんにますます反抗して噛んだり威嚇したりするようになってきます。

こうなるともう猫と一緒に暮らすことが困難にさえなってしまうので、叩いてしつけるという安直な方法は絶対にやめましょう。

叩かずにどうすれば猫に怖い気持ちを与えて、「これをすると怖いことが起こるからやめよう」と猫が自分で思うように仕向ける工夫をすることがしつけのポイントです。


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