用意するものはたったの2つ!手軽にできる猫の耳掃除方法
2017/04/09
猫って耳が飛び出ていて、一目で見て猫!とわかる特徴的な形をしていますよね。
耳は猫にとって音を聞くだけでなく、感情を表すにも重要で、嬉しいときは耳がピンと立って、怖がっているときは耳を垂らします。
そんな重要な役割をになっている耳ですが、外にぽんと飛び出している分ゴミが付着しやすい構造になっています。
しかし自分で耳の掃除をするので、通常清潔は保たれています。
しかし、猫ちゃんの体質によって耳垢がたまりやすい子がいます。
スコティッシュフォールドやマンチカンなどの、元々耳が垂れている猫は、耳が立っている猫に比べて、耳の通気性が悪く耳垢がたまりやすい傾向にあります。
また、耳を頻繁に触っている猫は耳垢がたまって痒みを発生しているときがあります。
太っている猫やオス猫など、脂分が多く出る特徴を持つ猫などは、定期的に耳掃除してあげましょう。
月に2~3回程度を目安にしましょう。
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猫が喜ぶ正しい耳掃除方法
用意するもの
- 綿棒
- ウェットティッシュ(低刺激)
まずはウェットティッシュ越しに指を耳に入れ、軽く耳の入り口あたりをこすりながら、耳の中を触ることに慣れさせます。
大抵の猫は耳の奥に手を入れない限り、普段外気にさらされている場所を触れられても嫌がりません。
次に、ウェットティッシュを2つに折り、綿棒をはさみます。
耳を反対側へ引っ張りながら、耳掃除しやすい体制にします。
頭が動くと危ないので、頭を動かないように押さえておきます。
入口付近を軽くこすっていきますが、猫の耳の中は途中から折れ曲がっています。
その先は脳内器官に繋がっているので、折れ曲がっている手前までにしておきます。
ポイント
耳掃除を嫌がる猫ちゃんは、首をふって暴れるときがあります。
そんなとき綿棒のみで掃除していると、綿棒が奥に突き刺さって危険です。
それを防ぐためにも、効果的によりよく垢やごみをとるためにもウェットティッシュを使用しましょう。
耳ダニにはオリーブが効果的
耳に黒い汚れがついている、黒い汚れが広がっているような気がする。
このな症状が出た場合は、耳ダニの死骸やフンが発生して黒くなっていると考えられます。
これを放置しておくと、外耳炎になり、難聴になり、耳道閉塞を引き起こします。
そうなると普通の耳掃除ではもう手遅れなので、ここまで悪化してしまう前にこまめに耳を掃除しておきましょう。
普段の耳掃除は上記の方法で十分ですが、耳ダニが発生している場合は、ウェットティッシュにオリーブを染み込ませて行います。
オリーブはウェットティッシュに少量染み込ませて、オリーブが耳に垂れるほどの量は多すぎます。
耳掃除した後、オリーブを拭かないでいい程度の量を染み込ませます。
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耳掃除を嫌がる猫は?
耳掃除を嫌がる猫は、普段触られることがない部分を急に触られることでびっくりしています。
完全な家猫、一匹で飼っている場合は、他の猫から耳を舐められたことがないので、そういう反応になるのは当然なんですね。
そんな猫ちゃんは、まず耳以外の体全体に触られるのを慣れさせましょう。
たくさんスキンシップして、人に触られるのは気持ちいいでしょ?と覚えてもらうようにします。
このような顔のマッサージをしてあげると、気持ちよく、顔を触られることに抵抗がなくなります。
徐々に耳を触るようにして慣れさせていきましょう。
ギュッとして耳掃除をする猫
ぎゅっ~っと抱きしめて、耳をぺろぺろしてくれています。
猫にも耳掃除という気持ちがあるのでしょうか?
猫の唾液には殺菌効果があるので、これだけぺろぺろしてくれれば、人間がわざわざ耳掃除する必要もなさそうです。
犬が猫に耳掃除してあげる
猫同士で耳掃除する光景は多頭飼いしているとよく見かけますが、犬が耳掃除してあげるとは、仲良しなんですね~
耳掃除は人間がするとたまに耳を傷つけてしまうことがあるので、動物同士で耳掃除してくれるのが理想ですね。
耳掃除が大好きな白猫
真っ白な白猫クッキーはとっても耳掃除が大好きだそうです。
綿棒を取り出すと大人しくして、とろ~んとした表情で耳掃除してもらっていますね。
怖くないと分かれば、耳を綺麗にしてもらえることは気持ちいですよね(^^)
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